更年期障害時のめまいについて

更年期におけるめまいについて

女性は更年期を迎えると様々な身体の不調を訴えるようになります。その更年期症状の中で最も多いと言われる症状がめまいになり、女性の3人に1人が更年期によるめまいに悩まれていると言われています。

更年期のめまいには、体がふわふわする「浮動性めまい」が最も多いですが、天井がぐるぐる回る「回転性めまい」が生じる場合があります。

これらのめまいと同時に吐き気や耳鳴りが並行して生じることがありますが、自然に放置しておくとこれらの症状は治まっていきます。

めまいがいつまでたっても治まらず、むしろ症状が悪化している場合には、重大な疾患を生じている可能性があります。

この場合は、専門医の診察を受けられるとよいかと思います。

更年期にめまいが生じる理由

更年期にめまいを生じる原因がいくつかありますが、最も多い原因に、ホルモンバランスの乱れがあります。更年期には女性の機能が急速に失っていく時期であり、身体に大きな変化が生じる時期と言えます。

そのため、身体のバランスを崩しやすい状態であり、その影響からホルモンバランスが乱れやすくなります。これまでは何ともなかった日常的なストレスにも体へ敏感に影響することが更年期には多くなります。

そのため、体調を崩しやすい状態にあります。実は、ホルモンバランスは自律神経の機能と密接に関係があります。つまり、ホルモンバランスの乱れとは自律神経機能の乱れと言っても過言ではないのです。

そのため、ホルモンバランスの乱れを整えるには、自律神経の機能を正常に整える必要があるのです。

鍼灸は自律神経を整える効果が期待できる

鍼灸施術の趣旨は、身体のバランスを整え、免疫力を高めることにあります。

東洋医学では身体のバランスを「血」「水」「気」で表しますが、西洋医学的にいえば、鍼灸は自律神経を整えると言っても良いか思います。

つまり、自律神経のバランスを整えることで、ホルモン乱れを抑制し、めまいを防止することになります。

西洋医学ではホルモン分泌に焦点を当てて施術を行いますが、あくまで対処療法、つまり、症状を緩和させるにすぎません。すぐに再発してしまう恐れもあります。

これに対し、東洋医学は、ホルモンバランスを乱す原因そのものを解決していく施術を行っていく点という大きな違いがあるのです。