更年期障害の主な施術・予防

更年期障害の一般的な施術法

 

更年期障害は、誰もがかかるものではありませんが、症状がひどい場合は、婦人科や薬の投与による施術を受けるのが一般的です。次に、更年期障害の代表的な施術法を紹介します。

施術法 内容
HRT
(ホルモン補充療法)
更年期障害の原因となる女性ホルモン( エストロゲン)を飲み薬にして補充する方法。
エストロゲンを補充することで、女性ホルモンのバランスが整い、身体の不調が和らいでくるといわれています。
漢方薬 漢方薬も更年期障害に効くといわれています。
種類は様々で、その人の体質や症状によって、使い分けされることが一般的です。
一般的に漢方薬は、効果が現れるのに時間が掛かりますが、身体全体のバランスを根本的に改善する働きがあります。漢方は薬と違い、副作用の心配がぐっと減るので、再発予防としても使われます。
カウンセリング イライラや抑ウツ症状がひどいなど、薬を投与しても改善しない場合、メンタル的な部分に根本の問題がある場合があります。
ストレスが解消されることにより、身体的にもよい影響を与えることは多いです。
鍼灸施術 東洋医学では、全ての病は臓器の乱れにより生じるという考え方があります。更年期障害も、これに大変似た症状であることに違いありません。
鍼灸施術は、東洋医学における物理療法の代表的な施術法。身体全体の血流をよくし、病気の根本的な施術を目的とします。今、注目されている施術法です。

更年期との付き合い方

栄養バランスに気を配った食事をとること。

食事ではカルシウム、大豆を多く摂取しコレステロール、塩分は控えめに摂取しましょう。

足を使った運動をすること。

ジョギング、ウォーキング、をするように心がけましょう。1週間に数回で結構です。自分の体と相談して無理なくライフスタイルに取り入れてみて下さい。

人との交流をはかり楽しむ時間を作ること。

趣味を持ちサークルに入って交流を積極的にはかったり、友達とお茶を飲みながらお喋りしたりしてストレス発散させることを心がけましょう。

以上3点を生活に取り組んでいきましょう。
時々自然散策をしてマイナスイオンを吸ってくるのもストレス発散になりますのでお薦めします。

食養法
エストロゲンは骨、脂質の代謝に関係します。更年期ではエストロゲンの分泌量減少により骨、脂質の代謝がうまくいかなくなり更年期→老年期になると骨粗しょう症、高血圧、狭心症などを引き起こす可能性があるので更年期を迎えたら食生活を見直し予防することを心がけましょう。

カルシウムを多く摂取しましょう。
肉、魚、豆腐にはカルシウムが含まれてますが肉類を食べる時は脂身をはがして食べるように心がけましょう。カルシウム不足はイライラの原因にもなりますので毎日適量に摂取することを心がけましょう。
大豆、豆類(納豆、豆乳等)を多く摂取しましょう。
エストロゲン補充のためのイソフラボンが多く含まれてるので毎日適量食べることを心がけましょう。

顔がのぼせて汗をかく方
ほうれん草、黒ごま、やまいも、かに、いか、らっきょう、レモン、みかんがおすすめです。

イライラして怒りっぽい方
セロリ、みかん、そそ、らっきょう、ゆず、レモン、はっかがおすすめです。

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執筆者 すずらん鍼灸院 (東京都足立区)院長 大島宏明

すずらん鍼灸院 院長 大島宏明

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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