こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
前回まで、偏頭痛を予防するコツについて、8つのテーマに分けて解説してきました。
色々とご参考になられた点もおありかと思いますが、前回で、偏頭痛編は終了となります。
今回より、新たなテーマである「冷え性(冷え症)」について取り上げていきたいと思います。
「冷え性(冷え症)」は女性特有の症状として知られています。
一般的に、男性にはほとんど縁のない症状と思われがちですが、男性にも冷え性体質の方は潜在的におります。
ただ、男性の場合は、自分が冷え性であることを自覚できず、ただ何となく
「身体がだるい」
「疲れやすい」
「寝起きが悪い」
などのように捉え、仕事による過労か、ストレスが溜まっているくらいにしか感じていないケースがほとんどです。
一般的には、冷え性で悩む方の割合は、女性の方が圧倒的に多いです。
なぜでしょうか。
もちろん、冷え性を発症する割合は男性よりも女性の方が多いことも理由の一つです。
男性の場合は、冷え性になっても日常生活が出来なくなるほど症状が悪化するのは希で、手足や指先が冷えていることすら気づいていない方が多いです。
しかし、女性の場合は、女性特有の体質から、冷え性の症状が痛みとなって身体に現れやすく、日常生活が出来なくなるほど、辛い症状にまで悪化することがあります。
このような理由により、冷え性は「女性特有の症状」と言われているのです。
又、冷え性の最大の原因を簡潔に述べると、『自律神経のバランスの乱れ』になります。
このような観点から、自律神経失調症と冷え性とは互いに深い相関性があると言われています。
見方を変えれば、冷え性とは、自律神経失調症の症状の一つであるとも言えます。
次回より、この「冷え性」と「自律神経失調症」について詳しく説明していきます。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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