更年期障害の頭痛の原因

更年期における頭痛について

更年期とは閉経を迎える前後の期間を言います。通常、50歳を支点として前後の5年間、45歳から55歳の10年間を更年期と呼んでいます。

この10年間は体が大きく変化する時期のため、ホルモン分泌の変化が激しくなり、心身共に様々な体の不調を生じるようになります。

体の異常の症状の一つに頭痛があり、更年期における頭痛は、更年期障害の代表的な症状になります。頭痛には、脳梗塞や脳出血のような脳の疾患が原因で起きるものもありますが、更年期におきる頭痛は、脳を検査しても通常、異常がみられることはありません。

機能性頭痛の種類
脳梗塞や脳出血のように脳の疾患が原因で起きる頭痛を症候性頭痛と言います。これに対し、病院で検査を受けても脳に異常が見当たらない頭痛があります。これを機能性頭痛と言います。

機能性頭痛は、安静すると自然に治ってしまう通常の頭痛とは違い、長い期間に渡って頭痛が続く症状で、別名「慢性頭痛」とも呼ばれています。

慢性頭痛を患っている人は、病院に通っていないけど、慢性頭痛のような症状に苦しんでいる潜在的な患者まで
含めると日本で2000~3000万人いるとさえ言われています。

機能性頭痛の種類

 

機能性頭痛には、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛があります。

更年期に生じる頭痛は、上記の3つのいずれにも起きる可能性がありますが、多い症状としては片頭痛、次に緊張型頭痛になります。

■片頭痛:頭部の片側にズキンズキンと痛みが生じる頭痛
■緊張型頭痛:頭部全体が締め付けられるような痛みを生じる頭痛

このように更年期における頭痛の現れ方には、違いがあります。

これらの頭痛以外に、肩こりや腰痛、めまい、倦怠感などを複数同時に併発することがあります。

これらの機能性頭痛(慢性頭痛)の多くは、自律神経が正常に働かないため、血液の循環が悪くなり、頭部の血管が拡張、あるいは収縮することによって頭痛が起こるようになります。