更年期障害と鍼灸施術の効果

更年期障害と鍼灸施術

更年期障害の主な原因は、ホルモンバランスの乱れや減少によって生じると考えられています。

更年期の女性にとっては、ホルモンの減少によって身体の様々な不調を生じますが、日常的な生活ができないほど、辛い痛みを生じる身体の状態のことを更年期障害と呼んでいます。

更年期障害の施術方法は、婦人科で処方された薬を飲み続けるか、閉経するまで堪えるかのどちらかになります。

薬による処方は、一時的には痛みが和らぐものの、再び痛みがきつくなることも多いです。そのため、薬による処方は根本的な解決には繋がらないのです。

では、更年期障害の施術手段は、他にはないのでしょうか。そこで近年、注目されはじめてきたのが、東洋医学における鍼灸施術になります。

鍼灸施術については、1996年、WHO(世界保険機構)が、「更年期障害」「生理痛」、「生理不順」「不妊」「冷え性」などの女性特有の症状に効果があることを正式に発表されました。

また、東洋医学の世界では、「更年期」という概念は、近代医学が発達する以前より存在しておりました。

このように、更年期におけるメカニズムについては、西洋医学では未だに明確に結論が出ていないにもかかわらず、東洋医学では、遙か昔にすでに解明していたという驚くべき事実があるのです。

 

はり灸施術では下記の作用があります。

  • 血流循環を良くする作用
  • 気の流れを良くする作用
  • 自律神経のバランスを整える作用
  • 免疫力を高め自然治癒力を高める作用
  • 体質改善作用

 

気の種類は大きく4つに分かれます

  • 心拍、呼吸を促進する宗気
  • 全身を栄養する働きの営気
  • 体を防御する衛気
  • 生命活動の原動力になる元気

目に見えるものではありませんが、体内を血流同様に頭~足まで駆け巡ってます。

 

気の作用は下記の3つの作用があります

  • 臓腑、組織の新陳代謝を活性化し全身を栄養する働き
  • 体熱を産生、保持する働き
  • 疾病の原因から生体を守る働き

更年期症状の方は気、血液の流れが滞ってるので肌の色、筋肉、関節の状態に変調をきたします。
ホルモン分泌量も変わってきてるので健康体を維持できなくなってます。
はり灸施術では正確なツボを刺激し全身の気、血液の流れを調整することが出来ます。

 

はり灸の更年期障害への作用は下記の作用があります

  • 臓腑で生成された気、血液を全身に運び、全身を栄養したり、機能調節したりする作用
  • 病変部位に伝導し、施術効果を出す作用

現在のホルモン分泌量の状態に合った元気を出すようにします。
体内の血流、気の流れを良くすることで筋肉の緊張を緩め、精神的にもリラックスすることが出来ます。
症状により一人一人にあったオーダーメード施術を行いますのでご安心下さい。

鍼灸施術の効果

産婦人科などの施術と鍼灸施術の大きな違いとして、副作用の心配がほとんどないことがあります。実際に、更年期障害の辛い症状で来院された女性は数多くおりますし、その効果は、多くの女性が口コミなどで語っているとおりです。

中には、更年期障害の症状が解消されても、身体がとても健康なので、鍼灸施術のファンになり、健康維持のためにずっと通院されている女性もいます。

また、更年期障害の症状は、痛みを生じている場所も様々で、患者さんによって、身体の状態も違います。

患者さんの身体の状態と悩みを聞きながら、患者さんの一人一人の体質に合った施術を行っていきます。施術を受けられた患者さんの感想によると、身体が温かくなり、身体が軽くなったような気分になり、喜ばれて帰られる女性も多いです。

鍼灸施術をお試ししたい女性は、一度お問い合せ頂けましたら幸いです。

初回限定料金~女性専用すずらん鍼灸院

執筆者 すずらん鍼灸院 (東京都足立区)院長 大島宏明

すずらん鍼灸院 院長 大島宏明

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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