過活動膀胱を治療できる治療院・医療機関～自律神経失調症を改善する知恵とコツ（過活動膀胱編VOL.6）

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、過活動膀胱を治療できる・治療院・医療機関について解説致します。

過活動膀胱とは、医療機関で公式に病名として認められている疾患です。

排尿のトラブルで医療機関の診断を受けて、初めてその病名を知った人も多いでしょう。

排尿のトラブルでどこの医療機関に行ったらよいか迷ったり、わからない方も当然います。

そのため、最初は婦人科に行って診察される方もけっこういるのではないかと思います。

過活動膀胱を治療できる治療院・医療機関は他にも存在します。
そこで、以下に完結にまとめてみました。

■泌尿器科（病院・クリニック）
■内科・婦人科（病院・クリニック）
■漢方医
■鍼灸院

近くに泌尿科がないケースもありますが、内科、婦人科でも薬の処方を行えるところが多いです。

基本的には、初めに診察されるのであれば、泌尿科が良いでしょう。

泌尿科の治療で、過活動膀胱の症状が緩和されることは多いですが、あくまで症状の緩和に過ぎず、完治ではありません。

先生の中には、「過活動膀胱に一度かかったら、なかなか完治しない」という先生もいると聞きましたが、過活動膀胱は慢性になりやすい疾患として知られています。

泌尿科の治療や薬を使ってもまったく改善されない方もいます。

そこで、体質改善のために漢方や鍼灸に行かれる人方も増え初めています。

最初は、泌尿科の診断を受けることをお勧めしています。
検査したところ、過活動膀胱でなく、膀胱癌や膀胱炎などの別の疾患の可能性があります。

なかには、生命に関わる重大な疾患の可能性があるので、これらの疾患がないかを確認するうえで泌尿科で検査する必要があります。

泌尿科の治療を受け、「異常が見当たらない」「薬を飲んでも治らない」「原因不明」などの場合には、自律神経の異常が原因の可能性が高いです。

自律神経系統の治療は西洋医学が最も苦手とする分野です。

この場合は、鍼灸が大変効果を発揮することになります。

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明