頭痛の痛みを緩和するVOL.2~自律神経失調症の改善

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

頭痛を大きく分類すると、一次性頭痛と二次性頭痛に分けることができます。

 

◆一次性頭痛
日常よく言われる頭痛の症状

◆二次性頭痛
一次性頭痛以外の頭痛(二日酔い・車酔い、冷え性、更年期障害、脳や心臓の疾患、臓器の異常により生じる頭痛)

一次性頭痛の場合、脳や身体の臓器に異常が見られることはありません。

これに対し、二次性頭痛は、臓器の異常などにより生じる頭痛のため、身体の疾患部の治療をしない限り、根本的な解決にはなりません。

 

今回は、通常の頭痛とは異なる二次性頭痛については対象外とし、一次性頭痛に絞って、説明していきたいと思います。

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一次性頭痛は、主に次の3つに分けられます。

◆片頭痛
頭部の片方がズキンズキンと脈打つ痛みを伴う頭痛

◆緊張型頭痛
激しい痛みはないが、頭が重い感じのする頭痛

◆群発頭痛
片方の目の奥が激しい痛みを伴う頭痛

一次性頭痛は、「習慣性頭痛」、あるいは「慢性頭痛」とも呼ばれます。

昔から「頭痛持ち」という言葉が使われるように、日本人は頭痛で悩んでいる人が本当に多いです。

「頭痛持ち」と呼ばれる症状は、専門的な言葉でいうと「慢性頭痛」あるいは「習慣性頭痛」と呼ばれていましたが、2005年以降は「一次性頭痛」という病名に変わりました。

一次性頭痛で悩んでいる日本人は、実に4000万人以上いるといわれています。

頭痛の原因は、人によってまちまちですが、現代では、仕事や家事・育児などの負担による精神的ストレスが最も多いのではないかと思われます。



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