鉄欠乏症と低血糖症~自律神経失調症を改善する知恵とコツ(自律神経編VOL.10)

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

自律神経失調症と特に誤診されやすい症状として、「鉄欠乏症」「低血糖症」「更年期障害」「うつ病」を前回紹介しました。

 

上記の4つの病名は、外見に現れる症状だけを見ましたら、自律神経失調症と似てますね。

検査をしても身体の諸器官に「異常がない」と判定されるか、あるいは、身体の異常が発見されにくい症状でもあります。

今回は、鉄欠乏症と低血糖症について、詳しく解説いたします。

 

【鉄欠乏症について】

鉄欠乏症は、あまり聞きなれない病名かもしれません。

貧血と似た症状でもありますが、貧血とは違います。

貧血は血液量の不足が主な原因ですが、鉄欠乏症は、血液量は正常でも、血液中の鉄分が少ないことが原因となって現れる症状です。

 

特に体内の血液を失いやすい女性に現れやすい傾向にあります。

この場合は、自律神経失調症の治療を行っても改善されません。

鉄分の補給により、症状を回復する必要があります。

 

【低血糖症について】

低血糖症も日本ではあまりなじみのない病名ですが、潜在的な患者は日本にも数多くいると推測されています。

血糖値が高いと糖尿病になることは良く知られています。

低血糖とは、血糖値が低いという意味ではありません。低血糖症とは、血糖値が下がったり上がったりする、つまり乱高下する状態を言います。

 

そのため、測定した時に、偶然、血糖値が正常値を示していることもあります。

そのため病気の発見を見落としやすくなります。1回や2回の測定で血糖値の異常が発見されず、数回続けて検査することで発見されることがあります。

低血糖症は日本ではあまり知られていないものの、アメリカでは、この病気が以前より注目され、アメリカ国内で潜在的な患者が2000~4000万人いると言われています。

 

日本にもアメリカの食文化がかなり浸透されているため、低血糖症症の潜在患者が多いと言われています。



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