頭痛の痛みを緩和するVOL.1~自律神経失調症の改善

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

自律神経失調症の症状には、次のような症例があります。

 

・慢性頭痛
・めまい
・不眠症
・冷え症
・更年期障害

 

これらをみると、女性に関わる症例が多く、自律神経失調症は男性よりも女性の方が発病しやすい病気です。

 

自律神経失調症は、更年期障害や冷え症、または生理不順といった女性特有の症状を引き起こすことがあり、多くの女性が発病する可能性のある病といってもけっして過言ではないのです。

そこで今回より、自律神経失調症に現れる症例とその改善方法について、もう少し深く掘り下げて解説していきたいと思います。

 

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頭痛は、誰もが一度は経験したことのある身体の不調です。

しかし、頭痛には実に様々な症状があります。
全ての頭痛の症状をひとくくりにすることはできません。

頭痛は、日常的によく生じる頭痛から、二日酔いや車酔いによる頭痛、更年期障害、うつ病、糖尿病、生理不順、そして生命に関わる心臓・脳の疾患より生じる頭痛まで、とても多岐にわたる症状なのです。

 

頭痛を医学的な見地から大別すると、次の2つに分けることができます。

◆一次性頭痛
いわゆる「頭痛持ち」と言われる症状。

◆二次性頭痛
一次性頭痛以外の頭痛

 

もう少しわかりやすく説明すると、一次性頭痛とは、皆さんが日常的によく経験する頭痛のことをいいます。

慢性頭痛や習慣性頭痛も一次性頭痛の一つです。

 

これに対し、二次性頭痛とは、妊娠、月経、二日酔い、車酔いの他、脳障害や脳腫瘍のような生命に関わる重大な疾病から生じる頭痛が含まれています。

一次性頭痛は、脳や身体の臓器などには異常が見られず、日常的に生じる症状です。

そのため、多くの患者さんは「また、いつもの頭痛ね」と思い、医療機関に受診しないことがほとんどです。

 

大抵は、市販の頭痛薬で済ませ、休息をとり、身体を休めることで頭痛を直していくのが一般的な治療法です。

これに対し、二次性頭痛は脳や心臓の疾患のような生命に関わる危険な症状まで含まれます。

長い間、症状が改善しなかったり、または日々症状が悪化している場合は、重大な疾患が隠れている場合があります。

いつもと違う頭痛だなと感じた場合には、単なる頭痛と思わず、早めに専門医に受診することをお勧めしています。

 

このように、頭痛には、重大な疾患が隠れていることもあるので、けっして油断ならない症状でもあるのです。



すずらん鍼灸院