突然の頭痛、あなたは冷やす?温める?- 頭痛お悩みQ&A

Q 頭痛のとき、冷やすのと温めるのはどちらが正しいのでしょうか?

Q 突然の頭痛が襲ってきたとき、冷やす方がよいという方もいれば温めた方がよいという方もいます。いったいどちらが正しいのでしょうか?

A

頭痛の対処法には、「温める行為」と「冷やす行為」がある

頭痛の対処法を間違えて覚えている方が意外と多いです。頭痛になった時、「頭を冷やすのがよい」という方もいれば一方で「温めるのがよい」という方もいます。

このように頭痛の対処法に対する認識が明らかに分かれています。ただ、これは何も憶測で言っているわけでもなさそうです。

理由として、その方が過去に頭痛になった時、どのような対処をしてもらったかに基づいて話しているように思います。一例をあげれば次のような事例があげられるでしょう。

「小さい頃、学校の授業や体育の時間に突然、頭痛が起き、
保健室の先生に対応してもらったこと」
「会社の会議中に頭痛に襲われ、医務室で対処してもらったこと」
「病院の先生に頭痛の対処法についてアドバイスされたこと」

具体的な事例を上げると、頭痛の対処を行った経験のある人はきっと多いと思います。

ただ、例えば、学生時代の保健室の頭痛の対処で、「頭を冷やした」という人もいれば「頭を温めた」という人もいます。これを見る限り、まったく正反対の対処をしたことになります。

これは、どちらかが間違っているということになるのでしょうか。これに対する答えは、頭痛の原因と症状によって分かれます。

頭痛が生じた原因によって「温めることが正しい」こともあれば、「冷やすことが正しい」ことがあるからです。

つまり、頭痛の原因や症状を無視して対処法を誤ってしまうと、かえって逆効果になる恐れがあるので、頭痛の対処法はしっかり理解しておく必要があります。

 

緊張型頭痛の対処法~頭を温める
では、頭を冷やさないといけない場合にはどのようなケースがあるのでしょうか?頭痛の種類には、「緊張型頭痛」や「偏頭痛」があります。

緊張型頭痛は、「後頭部や側頭部が締め付けられるような痛み」です。これに対し偏頭痛は、「片側のこめかみ付近がズキズキとする痛み」になります。

緊張型頭痛は、「筋肉・関節の凝り」や「緊張」により血管が圧迫し、頭部への血流が悪くなることで生じるようになります。

つまり緊張型頭痛は、血行不良が原因となります。体を温めると血行がよくなると言われます。半身浴や足湯が気持ちいいと感じるのは血流がよくなり、体の緊張をほぐす効果があるからです。

よって、血行不良で生じた緊張型頭痛を解消するには血液の循環をよくする温める方法を摂るようにします。

 

偏頭痛の対処法~頭を冷やす
これに対し、偏頭痛はどうでしょうか。偏頭痛は脳の血管が急に広がることで起きる症状です。つまり血管の拡張が原因となって起きるので、血管の拡張を抑える必要があります。

そこで、血管を収縮させるために頭を冷やす行為が必要になるのです。

 

ストレスによる頭痛はどちらが正しいか

参考までにストレスで起きる頭痛はどうでしょうか。ストレスは筋肉や神経を硬直させます。筋肉が硬直すると
血管が圧迫・収縮する方向に働き、血行不良が起きやすい状態になります。

もう、おわかりかと思いますが、ストレスが原因による頭痛は、頭を温める方法がよいことになります。

 

それでも、頭を冷やすか温めるかわからない場合の対処法

自分の起きている頭痛が偏頭痛なのか、緊張型頭痛なのか、ストレスによるものなのか、よくわからない場合があります。

この場合は、あまり自分で判断せず、特に頭痛はひどい場合には専門医に診てもらうことをお勧めしています。

緊急的に処置しなければならず、近くに病院や医務室がないこともあれば、重要な仕事でどうしても休めないケースだってあります。

基本的に無理をせずゆっくり休むことが必要ですが、まずは頭を温めることと冷やすことを両方行ってみて、どちらのやり方が楽になるかで、ある程度判断することができます。

いずれにせよ、頭痛のタイプをよく理解したうえで、頭痛の対処を行うことが大切になります。

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