頭痛と嘔吐が同時に起きたときの対処法について- 頭痛お悩みQ&A

Q.頭痛に伴う嘔吐が急に起きて困っています。対処法を教えてください

A

今回のご質問は、頭痛が急に生じる症状で、一時的な症状でなく、慢性的に起きるということです。激しい頭痛や嘔吐が頻繁に続くようであれば一度、専門医で診察した方が良いでしょう。

慢性的に頭痛と嘔吐が続く場合、一時的には薬で症状が緩和されますが、毎回、頭痛が起きるたびに薬を使うと体の抵抗力、免疫力が弱くなり、薬の量・回数が増えていきますが効きにくくなります。

慢性的にこの症状が起きている場合には、悪い体質が出来上がっていますので早期に改善することは難しく、根本的に解決していくには鍼灸による体質改善が必要かもしれません。

急に頭痛が起きることをすぐに完全防止することは難しいですが、鍼灸をしておくと頭痛は軽くて済みますので事前に頭痛対策をしておくことは十分に可能です。
頭痛が起きるには、原因があります。そして、一定の環境・条件になると、頭痛が起きやすい人が多いのも事実です。

一例をあげると次のようになります。

「生理のときに起きやすい」
「会議やお客様との重要な打ち合わせ前に起きる」
「家事や子育てなどで無理がかかったときに起きる」
「同じ姿勢を長い時間、維持していた後に起きる」

これらのように、ある一定の傾向がある場合には、事前に対策を打つことは可能です。

例えば、ストレスが原因であれば、ストレスがたまるのは仕方がないとあきらめるよりも、ストレスを軽減させる工夫をすることです。鍼灸をメンテナンスで続けていくとストレスが軽減されます。

又、食事を規則正しく3食食べることを取り入れて健康体を維持することは重要です。また、生理前に起きるという場合でも同じことが言えます。

近年、予兆がないのに頭痛が起きるケースが増えています。このケースで多いのがデスクワーク、パソコンワークが中心で一日中、体を一定の姿勢に保っている時間が長い人に起きる傾向にあります。

これまで、頭痛をめったに起こさなかった方が、「急に頭痛体質になりました」と話す患者さんも増えておりますが、多くの場合は、これに該当します。

デスクワークでPCを使用する場合プラスイオンが発生されます。この状態が長時間続き同じ姿勢を長時間とっているせいで身体の血流が悪くなることが大きな原因の一つです。

この場合は、薬を飲んでも、根本的な解決にはなりません。薬に頼きるよりも、仕事中に軽いストレッチを行うことをお勧めします。

背泳ぎする時と同じ腕の回し方をするストレッチで首から肩甲骨にかけて動きますので血流が良くなります。
首は凝ってる筋肉を伸ばしてあげて下さい。これだけでも少し変わりますよ。

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執筆者 すずらん鍼灸院 (東京都足立区)院長 大島宏明

すずらん鍼灸院 院長 大島宏明

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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