こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
今回は、『お酒・たばこを控える』について説明致します。
1.音楽療法
2.朝型生活のすすめ
3.腹式呼吸(安眠呼吸)
4.お酒・たばこを控える
5.内観(自己暗示プラス思考のすすめ)
6.上手な食事の取り方
7.安眠ツボ
8.ストレスに強くなるストレッチ
9.鍼灸のすすめ
「お酒、たばこは控えるように」とはよく言われるものです。
では、自律神経とお酒やたばこには、何か深い関係があるのでしょうか?
お酒は百薬の長と言われることもあり、適量ならはよい効果があるともされていますが、自律神経とアルコールにはやはり深い関係があるという調査報告が存在しております。
まず、毎日お酒を飲む人は、まったく飲まない人に比べて、ストレスに弱い体質であることが言われています。
ストレスをお酒で紛らす人も一定の割合でおりますので、これは当然の結果かもしれません。
また、アルコール依存症の患者さんは、自律神経失調症が付き物です。
そのため、アルコールと自律神経が深い関係にあるということは、このことからも明らかになっております。
宴会などで楽しく、程よいお酒であれば、身体の緊張をほぐし、ストレスを発散し、副交感神経が優位に働きやすくなることは確かにあります。
また、真冬の厳しい寒さの中での熱いお酒は、身体を温め、血行を促進する効果があります。
このようにアルコールもほどよい量なら、確かによい効果を期待できるようです。
ところで、アルコールの適量とは具体的にどのようなものでしょうか。
多くの人に答えを聞いてみると、「1日毎日ビール1本」「1日チューハイ1本」などのような返事が返ってきます。
ただ、適量という意味は、「一度に飲みすぎない」という目安もありますが、もう一つ、毎日飲酒しないという意味もあります。
週に2、3回程度の飲酒と、毎日飲む人のストレス耐性を調べた結果、明らかに週2,3日の人の方がストレス耐性が強かったという報告もあります。
毎日の飲酒に耐えるということは、実はストレス耐性を高めることにも影響しているのです。
また、寒くなるとタバコをすうことがありますが、タバコには血管を収縮させ、血行を悪化し、自律神経の働きを低下させる作用があります。
タバコについては、私の意見としては、百害あって一利なしと思います。
喫煙はやはりできるだけ避けるようにしましょう。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
お電話ありがとうございます、
すずらん鍼灸院でございます。