頭痛の痛みを緩和する(偏頭痛偏)VOL.4~自律神経失調症の改善

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

前回では、偏頭痛の2つのタイプとその症状について解説しました。

 

ところで、なぜ偏頭痛のような症状が現れるのでしょうか。

今回は、偏頭痛が起きる原因について説明します。

 

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偏頭痛は、女性に多い症状です。

偏頭痛は、頭部の片側にズキズキとする痛みが生じ、ひどいときには、日常的な生活ができなくなるほど激しい痛みを伴うことがあります。

 

偏頭痛の原因は、現時点でははっきりと特定されていません。

ただ、偏頭痛のズキズキと脈打つような痛みは、脳内の血管が膨れあがり、その周辺に炎症が起こることによって生じると考えられています。

 

特に激しい痛みが生じている場合には、血管に炎症が生じていると言われています。

痛みが生じる原因は、性格や身体の体質、環境によって様々ですが、第一に考えられるのがストレスです。

そして、偏頭痛の症状は、ストレスを感じているときより、むしろ、ストレスから解放された後に生じやすいということが特徴的な症状です。

 

第二に考えられるのが女性ホルモンの乱れによるものです。
ホルモンバランスが乱れると、血流が悪くなります。

血流が悪くなることで、脳内の血管の収縮現象が起こり、頭痛を生じると言われます。

 

その他、偏頭痛の原因として、不眠症や食べ過ぎ、不規則な生活、寝過ぎ、疲労感、アルコールの取りすぎなどが上げられますが、元をたどれば、『ストレス』や『女性特有のホルモンの乱れ』に
根本的な原因があります。

 

ストレスによる過食や疲労、アルコールでストレス解消・・・など、ストレスが元でいろいろな原因を生じているケースが多いのです。

また、ホルモンバランスの乱れは女性特有の症状です。

女性に偏頭痛が多いのは、こういった理由に起因しているのです。



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