こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
今回は、医療機関で実際に行われる過活動膀胱炎の検査方法について解説いたします。
前回、過活動膀胱を治療できる代表的な医療機関に泌尿科があることを紹介しました。
その泌尿科に初めて受診した時、最初に行われる検査に問診があります(問診の前に問診票を記入することがあります。)
そして、問診が終わった後に、本格的な検査を行うことになります。
その過活動膀胱炎の検査にはいつくかの種類があります。
【過活動膀胱炎の主な検査】
■検尿
尿検査のこと。 血尿やウイルスによる感染がないかを調べる他に、過活動膀胱炎以外の疾患がないかを検査します。
■エコー(超音波)検査
超音波を背中から当てて体内の膀胱や腎臓などの臓器に異常がないかを調べます。
■血液検査
身体の各臓器やホルモン分泌が正しく機能しているかを調べます。
この他にも、パットテスト、ストレステスト、ウロダイナミクス検査(尿流動態測定検査)、内視鏡検査がありますが、通常は上記の3つの検査が中心となって行われます。
参考までに上記の3つ以外の検査内容について、以下に解説しました。
■ パッドテスト
漏れた尿の量を時間おきに測ることで、尿もれの量を調べます。
■ストレステスト
咳やくしゃみなどで尿漏れが起きるかを確認します。
■ウロダイナミクス検査(尿流動態測定検査)
排尿量を測定すると同時に、排尿の勢いやパターンを確認することで排尿障害があるかを確認します。
■内視鏡検査
膀胱がんなどの他の疾患が無いかを確認します。
このように過活動膀胱炎の検査は複数存在しますが、医療機関の設備や疾患の状態等により、検査の項目を変えたり増やしたりしているのが現状のようです。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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