こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
今回は、過活動膀胱の具体的な症状について紹介いたします。
過活動膀胱の代表的な症状として、以下の4つがあります。
■尿意切迫感
前ぶれもなく突然、尿意を生じ、我慢できなくなる症状
■夜間頻尿
夜になると尿意を生じ、何度もトイレに行きたくなる症状
■昼間頻尿
夜間とは反対に昼間に、頻繁に尿意を生じる症状
■尿失禁(尿もれ)
突然尿意を生じ、我慢できなくなって失禁してしまう症状
また、尿意が生じていないにも関わらず、尿漏れが起きる
症状も含まれます。
健康体であれば、膀胱内には平均で400~500mlの尿をためることが可能です。
しかし、過活動膀胱炎になると、膀胱内に少量しか尿がたまっていなくても、膀胱が収縮し、突然の尿意を生じるようになります。
そして、排尿してもすべて出しきない残尿感を感じることがあります。
上記の4つの症状は、毎日生じる場合もあれば、月に数回生じる場合もあります。
頻尿については、夜だけ生じる方もいれば、昼だけ生じる方、また、昼夜問わず生じる方もいます。
中には、冬の寒さや飲み過ぎなどにより、平均より排尿する回数が多い方がいますし、夜間にトイレで目覚めることも当然あります。
どの範囲までが過活動膀胱の症状に該当するか悩む方もいるかと思われます。
例えば、一般的に言われる頻尿の目安は次のとおりになります。
■1日の排尿回数が8回以上
■夜間にトイレに行く回数が2回以上
中には昔から昼間に8回以上、排尿される方も
おられるかと思いますが、この回数はあくまで目安です。
「明らかに以前と比べて顕著になった」
「夜目覚めて、不眠気味である」
「昼間、仕事や家事に集中できない」
など、日常生活に支障を生じるまでになった場合は、上記の回数以下でも過活動膀胱の可能性があるといえます。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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