自律神経失調症が改善する知恵とコツ

こんにちは。すずらん鍼灸院院長の大島と申します。

すずらん鍼灸院は開業して今日まで、多くの人たちの施術をしてまいりました。

 

頭痛、肩こり、腰痛などのような一般的な身体の不調から、不妊症、更年期障害、冷え症などの女性特有の悩みまでたくさんの症例を診察してきました。

そういった施術の中で、大変驚いた事実があります。

それは、自律神経失調症で悩んでいる人が多く、しかも年々、その症状に苦しんでいる方が増えているということでした。

 

自律神経失調症は、まわりの人々から見ると、それほど深刻な病気のように見えないのが一般的です。

ところが、自律神経失調症を患っている本人にとっては、大変深刻な問題であり、想像以上に苦しい状態なのです。

もし、あなたの身近にも自律神経失調症で苦しんでいる人がいましたら、まずは、その苦しさを理解してあげることが、本人にとっての治療への第一歩になるのです。

 

ただ、ここで問題なるのが、自律神経失調症の具体的な施術法です。

医療機関で行う自律神経失調症の多くは、薬の投与による治療です。ところが、近代西洋医学がこれだけ発展したにも関わらず、自律神経失調症の患者さんは、毎年増える一方です。

 

もちろん、西洋医学を一切否定するつもりはありません。

症状がひどい場合は、早期に専門医で治療することが一番大切です。

しかし、これだけ患者さんが増える背景には、西洋医学だけでは解決できない根本的な問題があるのではないかと思うのです。

 

そこで、本ブログでは、比較的症状の軽い自律神経失調の方を対象として、鍼灸治療と東洋医学の
観点から、『自律神経失調症を改善する知恵とコツ』をお伝えしていたいと思います。

 

本ブログの次回以降で予定している内容は次のとおりです。

・慢性頭痛
・めまい
・不眠症
・冷え症
・更年期障害
etc

 

西洋医学は、即効性があり、かつ局部的な治療を得意としています。

これに対し、鍼灸(東洋医学)は、即時治療を求めるものではなく、予防医学の分野であり、身体全体を診て、身体の不調を根底から改善する施術法になります。

 

このように西洋医学と東洋医学では、症状を改善していく方法のベクトルがまったく違うものでもあります。

鍼灸あるいは東洋医学的なアプローチから、自律神経失調症に悩む人々にとっての指針となるべきメッセージをお伝えしていこうと思います。

本ブログが自律神経失調症を克服するきっかけに少しでもお役に立てれば幸いです。

 

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明



すずらん鍼灸院