くらくらめまいはマグネシウム不足かも?海藻・魚介と鍼灸で整える体内バランス

めまいの原因はさまざま。中でも注目したい“栄養不足”

めまいと一口にいっても、その原因は多岐にわたります。
自律神経の乱れ、貧血、血圧の変動、ストレス、そして近年注目されているのが「栄養不足」です。

特に現代人に不足しがちなミネラルのひとつが「マグネシウム」。
この栄養素は神経や筋肉の働きを正常に保つうえで欠かせない存在です。

マグネシウムが不足すると、神経伝達が乱れやすくなり、ふらつきやめまいを引き起こすことがあります。
加えて、ストレスや睡眠不足などが重なると、より症状が出やすくなる傾向があります。

日常的にめまいやふらつきを感じている方は、まず生活習慣と栄養バランスを見直すことが大切です。
原因を明確にするには、医療機関での検査もあわせておすすめします。

マグネシウムがめまい対策におすすめな理由

マグネシウムは体内の酵素の働きをサポートし、神経の興奮を抑える役割があります。
特に自律神経のバランスを保つうえで重要なミネラルであり、イライラや不安感の軽減にも一役買います。

このため、マグネシウムが不足すると神経が過敏になり、立ちくらみやふわふわするようなめまいにつながることも。
また、血管の収縮や拡張にも関わるため、頭痛や肩こりなどの不調を感じやすい方にも必要な栄養素です。

マグネシウムは体内で作ることができないため、日々の食事からの摂取が不可欠です。
特に加工食品中心の生活では摂取量が足りなくなりがちなので注意が必要です。

バランスの取れた食生活を心がけることが、根本的なめまい対策につながります。

マグネシウム豊富な魚介・海藻でめまい予防

マグネシウムを多く含む食材には、海藻類(わかめ、ひじき、昆布など)や魚介類(しらす、あさり、いわしなど)があります。
これらの食品は、昔ながらの和食によく使われており、体調を整える力を持っています。

海藻類は食物繊維やミネラルも豊富で、腸内環境を整える効果も。
魚介類はカルシウムやタウリンも含み、心臓や神経の働きをサポートしてくれます。

日々の食事にこれらの食材を意識的に取り入れることで、マグネシウム不足を防ぎ、
神経の安定や血流改善につながる可能性があります。

食事だけで急に変化を感じるのは難しいかもしれませんが、
続けていくことで「なんとなく不調」がやわらいでくるのを実感できる方も多いです。

日常的に摂取しやすいよう、スープやお味噌汁、和え物に取り入れるのがおすすめです。

鍼灸で整える、自律神経と血流バランス

栄養だけでは補いきれない不調には、鍼灸もおすすめです。
特に自律神経のバランスが乱れているときは、体の巡りを整えることが大切になります。

鍼灸では、筋肉の緊張を緩めたり、血行を促進したりすることで、体の自然な回復力を高めます。
その結果、頭が重い、ぼーっとする、くらくらする…といった不定愁訴の改善が期待できます。

さらに、鍼灸施術はリラックス効果が高く、交感神経と副交感神経のバランスが整いやすくなります。
これにより、睡眠の質が改善したり、ストレスが軽減されたりする方も少なくありません。

めまいを引き起こす背景には、複数の要因が重なっていることが多いので、
食事と鍼灸を組み合わせて「根本から整える」アプローチが効果的です。

まずは自分の生活スタイルに合ったケアを見つけてみましょう。

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