めまいが軽くなる!?管理栄養士も注目の食べ物と鍼灸の組み合わせ療法

めまいの主な原因と現代人に多いタイプとは?

めまいには、回転性めまい(ぐるぐる回る感覚)と、浮動性めまい(ふわふわ・くらくらする感覚)の2種類があります。

現代人に多いのは後者で、原因として多く見られるのが自律神経の乱れやストレス、栄養バランスの偏りです。

特にデスクワーク中心の生活やスマホの長時間使用、睡眠不足が続くと、脳の血流が滞りやすくなり、めまいを感じるケースが増えています。

また、女性ではホルモンバランスの変化も関係しやすく、月経周期や更年期に起こることも。

まずは自分の生活習慣や体調の変化に目を向け、どんなときにめまいが起こるかを記録してみることが改善の第一歩です。

管理栄養士がすすめる「めまい予防」の食べ物

めまいの予防には、血流を良くし、神経を安定させる栄養素を取り入れることがポイントです。

管理栄養士が注目するのは、ビタミンB群・鉄分・マグネシウム・良質なたんぱく質です。

たとえば、納豆や玄米、レバー、青魚、ほうれん草、ナッツ類などがその代表。

ビタミンB群は神経伝達を助け、マグネシウムは筋肉の緊張を緩める働きがあります。

また、血糖値の急上昇を防ぐために、食事はゆっくりよく噛んで、1日3食バランス良くとるのが理想的です。

特に朝食を抜いてしまうとエネルギー不足で脳の働きが鈍くなり、めまいを感じやすくなるので注意しましょう。

 

鍼灸で整える自律神経バランス

鍼灸では、身体の内側から自律神経のバランスを整える施術が行われます。

特に、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない方にとって、鍼灸は深いリラクゼーションを促すサポートになります。

心拍や血流、内臓の働きに関係する自律神経は、意識的にコントロールできないため、外からの刺激で調整を促すことが重要です。

鍼灸施術では、脈や腹部の状態、全身の巡りを見ながら、負担の少ない方法でバランスを取っていきます。

継続して受けることで、睡眠の質が向上したり、疲れにくくなったりする方も多く、結果としてめまいの頻度が減少するケースが多数報告されています。

 

食事と鍼灸を組み合わせるメリットとは?

食事と鍼灸を組み合わせることで、体の内側と外側からのアプローチが可能になります。

食べ物から必要な栄養を取り入れて神経や血流の状態を整えつつ、鍼灸で自律神経や血流のめぐりを促すことで、より効果的に不調の改善を図ることができます。

たとえば、めまいに悩んでいた方が、食事指導と定期的な鍼灸を受けることで、ふらつきの回数が激減したというケースもあります。

体はひとつながりです。内臓の調子や血液の質も、神経の働きに大きく影響を与えます。

偏った対策ではなく、「全体を見る」ことが、慢性的な不調の改善には欠かせません。

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