ストレッチ~自律神経失調症を改善する知恵とコツ(自律神経編VOL.27)

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、『ストレスに強くなるストレッチ』について解説致します。

 

1.音楽療法
2.朝型生活のすすめ
3.腹式呼吸(安眠呼吸)
4.お酒・たばこを控える
5.内観(自己暗示プラス思考のすすめ)
6.上手な食事の取り方
7.安眠ツボ
8.ストレスに強くなるストレッチ
9.鍼灸のすすめ

ストレッチ体操は、普通の体操と違う点があります。

ストレッチは、腹式呼吸で行うものが多く、ストレッチを行った後は副交感神経が働きやすくなり、身体と精神をリラックスする効果があります。

ストレッチには多くのポーズがありますが、ここでお勧めしたいのがヨガストレッチです。

 

ヨガは、特に背筋を伸ばすポーズが本当に多くあります。背筋を刺激すると、背筋にある中枢神経が刺激されます。

中枢神経には自律神経が張り巡らされており、背筋を刺激することでこの自律神経が刺激されるようになります。

 

ヨガは、実は、診療科や精神科などで自律神経失調症の治療にも取り入れられているところがあり、その効果は西洋医学においても認められているのです。

ヨガは自律神経を安定化させる効果が高いため、自律神経失調症の改善だけでなく、不眠症、腰痛、肩こり、頭痛、倦怠感の改善にもなります。

 

ヨガを行う時間帯は、なるべくなら早朝をお勧めします。

なぜなら、自律神経失調症の患者様は、特に朝に体調が悪い傾向にあるからです。

朝から身体が重く疲れいる状態だと、その後の一日がずっと疲れた状態で活動することになります。

 

だるさの多くは、自律神経機能の低下によるものです。

朝にヨガ体操を取り入れることで、自律神経が元気になり、血行がよくなって、だるさ、倦怠感、眠気を改善できるようになります。

 

このようにヨガには、心の疲れや身体の疲れを緩和する効果があります。また、ヨガを行うときには、腹式呼吸で行うことも大事な点になります。

ぜひ、朝ヨガストレッチを取り入れてまいりましょう。

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明



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