上手な食事のとり方~自律神経失調症を改善する知恵とコツ(自律神経編VOL.25)

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、『上手な食事の取り方』について解説致します。

 

1.音楽療法
2.朝型生活のすすめ
3.腹式呼吸(安眠呼吸)
4.お酒・たばこを控える
5.内観(自己暗示プラス思考のすすめ)
6.上手な食事の取り方
7.安眠ツボ
8.ストレスに強くなるストレッチ
9.鍼灸のすすめ

 

自律神経を整えるうえで、食生活のバランスはとても大切な指標になります。

食生活のバランスを整えることの重要性は、以前、更年期障害や冷え性編でも紹介しましたが、それは、自律神経を整える上でも同様です。

 

栄養のバランスを整えるとともに、自律神経によい栄養素を積極的に摂取することはもちろん、食事を摂る回数や時間のバランスも大切になります。

例えば、一日3回の食事をとり、間食で済ませないようにすることも大事です。

朝の食事を抜く人もけっこうおりますが、朝の食事には副交感神経を高め、血流を上げる効果があることで知られています。

 

慌ただしい朝の準備の中、食事を摂る時間だけは気持ちがリラックスできます。

実は、朝の忙しい時間の中でリラックスできることが、自律神経のバランスを整えることになり、その後の一日の生活バランスも整っていくようになるのです。

夜の食事を摂った後にすぐに眠ると太りやすくなると言われます。

 

これは、食べた後にそのまま寝てしまうと、食べ物が十分に消化されず、栄養が身体に回らなくなり、脂肪として蓄積されることになります。

太りやすくなるだけでなく、栄養が身体の細胞や神経の隅々まで届かなくなり、身体のバランスが崩れやすくなります。

 

食べ物が正常に消化されるには、食べた後の2~3時間の過ごし方が大切になってくるのです。

このように、3食きちんと食べていても、食事を摂る姿勢や時間が不規則だったり、食べたらすぐに眠ったりすると身体のバランスを崩し、自律神経にも悪影響を及ぼすことになります。

もちろんながら、食べ過ぎ、飲みすぎにも気を付けるようにしましょう。

 

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明



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