音楽療法~自律神経失調症を改善する知恵とコツ(自律神経編VOL.18)

 

こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

 

今回は、『薬に頼らない自律神経を高める9つのコツ』の、一つ目のテーマである「音楽療法」について解説致します。

 

1.音楽療法
2.朝型生活のすすめ
3.腹式呼吸(安眠呼吸)
4.お酒・たばこを控える
5.内観(自己暗示プラス思考のすすめ)
6.上手な食事の取り方
7.安眠ツボ
8.ストレスに強くなるストレッチ
9.鍼灸のすすめ

 

エステやリラクゼーションルームに行くと、よく音楽が流れていますよね。

その音楽を耳にするだけで、心が穏やかになります。

悲観的な音楽を聴くと悲しみの気持ちが強くなり、明るい音楽を聴くと元気が出たりします。

 

そして、スポーツものの音楽を聴くと、例え身体が疲れていても勇気やガッツがふつふつと出てきます。

このように音楽には、人間の気持ちに何らかの影響を与える効果があるようです。

どの音楽が良いかについては、いろいろ意見が分かれるところですが、基本は、自分が聴いて気分が落ち着き、リラックスできるものが良いかと思います。

 

深夜に交感神経(活動神経)を高める音楽を聴いてしまうと副交感神経(リラックス神経)が働きにくくなり、目が覚めて眠れなくなることがあります。

やはり、副交感神経を高める音楽がお勧めです。

副交感神経を高める音楽としてクラシックがありますが、特にモーツアルトが安眠効果が高いことで知られており、ネット上でもよく紹介されています。

 

モーツアルトは、クラシックの中でも癒しの効果が最も高いと言われており、近年では、自律神経を安定させるための専門のCDも販売されるようになりました。

このような背景からモーツアルトは医療現場においても使われるようになったのです。

ストレスでなかなか寝付けないときにも効果がありますが、入浴中や、休日のゆっくりしているときにクラシックを流すとより効果的です。

 

日々のストレスを明日に持ち越さないためにも、音楽療法を積極的に取り入れてみましょう。



すずらん鍼灸院