身体を温める食事 – 冷え性お悩みQ&A

Q. 身体を温める食事、冷やす食事について教えて下さい

食べ物には、身体を温める効果があるものと、冷やす効果があるものの二つに分かれます。冷え性を放っておくと、免疫力が低下し、様々な身体の不調を誘発するようになります。

慢性的な冷え性で悩んでいる方でありましたら、先ずは、食事などの生活習慣から改善していく必要があります。ところで、身体を冷やす食事というものをどれだけ知っていますか?

実は、食べ物には身体を温める「陽性食品」と、身体を冷やす「陰性食品」があります。この陰陽の考え方は東洋医学特有の考え方で、西洋医学においては、このような概念はありません。

陽性食品

陽性食品は、赤色や黒色の食品に多く、太陽の光をたくさん浴びて育った食品が中心です。陽性食品は、寒い時期、寒い地方、または地中で取れる作物に多く見られます。

陽性食品は鉄分、タンパク質が豊富で、赤血球造成の役割を果たします。また、血行を促進する役割を果たし、肝臓や腎臓で熱を発生させる作用があるとされています。

陰性食品

陰性食品は、身体を冷やす作用があり、カリウムの含有量が多い、野菜食品に多いです。陰性食品は、暑い地方の作物に良く見られ、肝臓や腎臓で熱の発生を抑制する作用があるとされています。

身体の外から温める方法も確かに効果がありますが、身体の中が冷えたままだと何の解決にもなりません。
身体を温める陽性食品を数多く採ることで、温まりやすい体質に変えていく必要があります。

より、詳しく食べ物の分類を知りたい方は、 下記の文献をご参照ください。

 

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執筆者 すずらん鍼灸院 (東京都足立区)院長 大島宏明

すずらん鍼灸院 院長 大島宏明

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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