のぼせの原因と症状・鍼灸施術

のぼせの原因

のぼせとは、身体が温まり、体内の血管が拡張し、血流が多くなることにより生じる症状です。のぼせが発症する原因として、いくつかの原因が考えられています。

1つは身体の機能を調整する自律神経の乱れによるものです。2つ目は、高血圧、多血症、内臓諸器官の病気などを患っている場合です。3つめは、更年期症状や生理不順などに見られる女性特有のホルモンバランスの異常によるものです。

その他、ビタミン不足による貧血、熱中症、ストレスなどの精神的な不安定なども原因の一つと言われています。

のぼせの症状

病気が原因でないのぼせの場合には、栄養バランスが崩れていることから生じていることが多いので、食生活を整えることで、症状を緩和することが出来るようになります。

又、適度な運動を取り入れ、血液循環を良くすることで、より効果が上がります。女性にとっては、更年期や生理などにより、ホルモンバランスを崩しやすいため、のぼせを生じやすく、更年期症状の代表的な症状と言われています。

のぼせと鍼灸施術の効果

東洋医学においては、「気」「血」「水」という概念があり、これらは、生命活動の源とされております。

人間が健康的に生活していくためには、「気」「血」「水」のバランスを整えることが大事であり、
これらのバランスが崩れることにより、身体の不調を生じるとされています。

のぼせやほてりの症状は、この「気・血・水」のバランスと深く関わっています。のぼせは、気が本来の方向と逆に流れる「気逆」と血液の流れが滞る「お血」により、体内の水のバランスが崩れ(水毒)、生じる身体の異常でもあります。

人の身体は頭寒足熱と言い足が温かく頭が涼しいのが普通ですが、のぼせ症の方は逆になっています。
血流が足まで行きにくくなり気の巡りが悪いのでのぼせ症になります。のぼせる状態が続くと精神的、肉体的にも良い状態ではありません。

鍼灸施術においては、気や血液の流れを整え、身体のバランスを整えることにより、のぼせを予防することが出来るようになります。

又、WHO(世界保健機関)においては、のぼせは鍼灸適応症として、その施術効果は公式に認められております。