下痢の原因と症状・鍼灸施術

下痢の原因

下痢は、体内に侵入した毒素を身体の外に排出しようとするときに起きる症状です。ある意味下痢は、健康を維持するために、身体に備わっている防衛機能のようなものです。

下痢の原因は様々ですが、代表的なものを上げると次のようになります。

  • 飲みすぎ・食べすぎ
  • ウイルス・細菌
  • 腸や肝臓、糖尿病などの内臓器官の病気
  • ストレス
  • お腹の冷え

下痢の症状

下痢の症状を大別すると、慢性の下痢と急性の下痢に分けることができます。急性の下痢については一過性の症状で、薬による施術で回復することがほとんどですが、慢性の下痢で悩まされている場合は、腸の機能に異常を起こしていることが考えられるので、注意が必要です。

又、近年においては、ストレスや精神的な不安が原因となって生じた敏性腸症候群による下痢が増えているといわれています。

下痢と鍼灸施術の効果

東洋医学においては、下痢は泄瀉(せっしゃ)と呼ばれています。下痢の症状で、鍼灸施術を受けられるほとんどの患者さんは、慢性の下痢に悩まされている方です。

鍼灸施術の主な目的は、下痢の施術というよりも下痢にならない丈夫な身体をつくることにあります。つまり、弱まった胃腸の機能を高めることにより、下痢の根本原因そのものをなくしてしまうことに施術の目的があると言えます。

又、鍼灸施術によって、自律神経の機能を調整し、副交感神経の働きを活性化することで、リラックス効果を高めることができます。

そのため、日ごろのストレスが溜まって慢性的な下痢を引き起こしている患者さんからも、鍼灸施術は大変好評となっています。

なお、下痢の施術においては、世界保健機関からその効果が公式に認められております。もし、慢性的な下痢の症状に悩まされている患者さんがおりましたら、一度は鍼灸施術をお受けになられることをお勧めしております。