腰痛の原因
腰痛は、腰に関係する全ての痛みを総称して、『腰痛』と呼びます。
腰痛は人によって様々原因があります。
筋肉疲労による腰痛
重い物を持ち上げたりしたときに生じる腰痛。安静にすると回復することが多い。
背骨の歪みによる腰痛
生活習慣あるいは加齢によって、姿勢が悪くなり、背骨にゆがみが生じている状態。慢性的な腰痛になりやすい。
内臓の病気による腰痛
腰痛がずっと治らず、腹痛や下痢を引き起こしている場合、内臓に疾患を生じていることがある。専門医での治療が必要。
重い物を持つと腰痛になりやすい方は、物を持つ時に工夫する必要があります。
例えば、女性の場合、買い物袋などを持つ時は、どちらか片方の手だけに荷物を持たずに、両手で持つか、左右のバランスの重さを考えて持つ工夫が必要になります。
日常的に重い物を持つ仕事をしている方は、腰に負担の
掛からない作業姿勢に心掛ける必要があります。
又、背骨の歪みによって生じた腰痛の場合は、普段から正しい
姿勢を心掛ける必要があります。
腰痛の症状
腰痛の症状は、非常に多岐にわたります。
専門的な用語で説明すると、主な症状に次のものがあります。
腰痛の種類
- 腰痛症
- 骨粗しょう症
- ぎっくり腰
- 脊椎分離症
- 脊椎すべり症
※内臓系の疾患による腰痛はここでは省きました
腰痛の種類は、もちろん上記で説明した症例以外にもまだまだあります。
ただ、これまでの鍼灸治療による経験から、先ほど紹介した腰痛を引き起こしやすい方には、次に示すような身体の癖があることに気づきました。
腰痛になりやすい方の身体の特徴
- 骨盤がひずんでいる、あるいはゆるんでいる
- 背骨が硬くなっている
- 背骨の筋肉に疲労がある
これらの症状を聞くとはっとする方も、多いのではないかと思います。
詳しい説明は省きますが、ここに紹介した3つの身体の癖を改善することで、腰痛をある程度、予防・改善することができるようになります。
腰痛と鍼灸治療
腰痛は、鍼治療やツボ刺激による治療が最も効果的であると良く言われています。
東洋医学には、「通じざれば、すなわち痛む」という文献があることをご存知ですか。
この意味は、血液の流れが悪くなると、身体に凝りや痛みを生じるということですが、近年の西洋医学においても、ほぼ同じような結論に到達しています。
東洋医学はとても歴史が古いですが、西洋医学が研究を重ねて、ようやくたどり着いた結論を、東洋医学は数千年以上も前から解明していました。
鍼灸治療は、血液循環を改善することにより、身体の免疫力を上げ、病気になりにくい身体を作ることに趣旨があります。
よって、鍼灸治療は、腰痛になってから治療をするよりも、
腰痛にならない身体を作り、予防する治療です。
お電話ありがとうございます、
すずらん鍼灸院でございます。