薬と鍼の同時施術について – 自律神経失調症お悩みQ&A

Q. 長年、心療科による自律神経失調症の施術を受けていますが、なかなか良くなりません。ずっと、薬を飲み続けていますが、本当に治るのでしょうか?

A

結論から言えば、薬を飲みながら鍼施術を行っても、 副作用の心配はありません。

また、漢方に関しての詳しいことは、漢方医にお尋ねするのが一番ですが、副作用の危険性が少ない施術法であることは間違いありません。

副作用の原理を簡単に説明すると、体内に存在しない化学物質などの成分が身体の中に入ることによって拒絶反応を起こす現象を言います。これに対し、漢方とは、天然の動植物ベースにつくられたものです。

天然の動植物の成分は、基本的に人間の体内にある成分と同質のものが含まれているので、体内に自然に吸収できるようになります。

しかし、西洋医学における薬とは、体内に存在しない成分で構成されています。そのため、体内で吸収しきれないことが起きてしまい、副作用を起こしてしまうケースがあるのです。

このように、西洋医学による薬の投与と、東洋医学における漢方療法とは、施術の趣旨が根本的に違うものなのです。

これに対し、鍼灸施術は、3000年と言う歴史のある施術法です。体内に何かを入れる療法とは異なるので、副作用が起こる心配はないと考えて良いでしょう。

又、鍼による感染についても、一本一本使い捨ての鍼を使用していますので心配はありません。

薬による施術は、対症療法です。これに対し、鍼施術は、体質そのものを改善し、病気の原因を根本から無くそうとする施術法です。そのため鍼施術は、長期的に行う施術に適しています。

薬を飲みながら体質改善を目的として、鍼施術を受けられる方も多くいます。又、自律神経失調症が治った後も、再発防止と健康維持のために鍼施術に通い続ける方もいます。
身体が健康になり免疫力が付くことで、薬に頼らなくても生活できるようになるので、多くの患者さんから大変喜ばれています。