交感神経と副交感神経

副交感神経と交感神経

自分で息を止めたり、大きく息を吐いたりする時は、体性神経がコントロールし、吸い込んだ酸素を血液を通して体中に運ぶことは自律神経が行っています。夜眠っている時に、もし、心臓や血液が流れるのが止まってしまったら、人間は生命活動を停止することになります。

しかし、眠っているときでも呼吸ができ、心臓が動いているのは自律神経の働きによるものです。自律神経は、人間が生きていく上で大変重要な神経でもあるのです。

この自律神経の働きは、次の二つに分けることができます。

 

自律神経の二つの作用

交感神経
主に起きている時、活動している時に働く神経

副交感神経
リラックスしているとき、休息をとっている時に働く神経

交感神経は、仕事や家事で忙しくしていたり、激しい運動や肉体労働、会議や受験時の緊張状態、ストレスを強く感じている時に働く神経を言います。目が覚めている時に働く神経ということから、交感神経は、「昼の神経」あるいは「活動神経」とも呼ばれています。

これに対し、副交感神経は、リラックスしている時、安らかに眠っている時、ヨガやストレッチなどの有酸素運動を行っている時に働く神経です。眠っている時に働く神経ということで、「夜の神経」あるいは「リラックス神経」と呼ばれています。

夜になると自然に眠くなるのは、活動神経である「交感神経」の働きが弱くなり、リラックス神経の「副交感神経」が強く働くようになるからです。自律神経の働きにより、昼は交感神経が活発に働き、夜になると身体を休めるために「副交感神経」が自然に働くようになります。

自律神経と不妊の関係について

自律神経は、女性ホルモン、つまり生理のバランスとも深い関係があります。健康を損なったり、ホルモンバランスが乱れている場合には、自律神経のバランスが崩れているケースが多いのです。

特に、女性の場合、自律神経が正常に働かず、ホルモンバランスが崩れてしまうと、生理周期が乱れ、不妊体質の原因をつくることになります。

このように交感神経と副交感神経がバランスよく働くことによって、適切な睡眠が行えるようになり、健康を保てるようになります。