五十肩と肩こりの症状
肩こりは、肩が凝る症状を言います。
五十肩は肩が凝るという症状とは違い、 具体的な肩や腕の痛みが生じる症状を言います。
五十肩の代表的な症状として、次のものがあります
- 肩を動かすと痛みを生じる
- 肩、あるいは腕を上に上げると痛みを生じる
- 痛みの影響で腕を後ろに回せない、あるいは回しにくい
- 日常的な動作に支障をきたしている
このように、五十肩は肩や腕の痛みにより、運動制限を生じることが大きな特徴です。五十肩は、肩や腕に痛みがあるため、肩こりなのではないかと勘違いする方も多いです。
肩こりは、運動制限のような症状は生じません。これに対し、五十肩は、「腕が上がらない」「腕を回せない」 など運動制限が現れます。
五十肩か、肩こりかを判断するには、先程説明したような、『運動制限』の症状が現れているかが大きなポイントになります。もし、腕や肩が痛みで動かせないという症状が現れた場合は、五十肩を疑ってみる必要があります。
また、「寝違え」については、五十肩と大変似たような症状で、初期症状だけをみたらどちらも区別がつきません。ただ、寝違えの場合は、数日すると治ることが多いです。
数日~1週間経っても、症状が改善されない、あるいは悪化した場合には、寝違えではなく、五十肩の可能性が高くなります。
五十肩のもう一つの特徴
五十肩のもう一つの大きな特徴は、両方の肩が同時に痛むことはなく、どちらか片方の肩に痛みを生じるのがポイントです。五十肩の一般的な初期症状は、始めに肩や腕を動かしたときに痛みを生じます。徐々に痛みが進行して、肩や腕が上がらなくなり、日常生活に支障をきたすほど、激しい痛みを生じるようになります。
まれに、初期症状が現れることなく、激しい痛みを生じることもあります。人により症状も様々で、肩だけでなく、首や腕の痛みも同時に引き起こすことがあります。五十肩の症状は、通常、半年から1年半の間で自然に治るの場合が多いですが、痛みが出なくなった後にも「運動障害」の後遺症が残ってしまうこともあります。
五十肩の症状が現れたら、我慢することなく、先ずは専門医による診察を受診し、五十肩と言う病名が付きましたら鍼灸施術をすることをお勧めします。
肩が上がり、肩こりも改善されました
鍼をしてもらうと直ぐに肩が上がりました。
痛みがとても軽くなり、可動域が広がってきました。
執筆者 すずらん鍼灸院 (東京都足立区)院長 大島宏明
大島宏明 すずらん鍼灸院 院長
■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業
■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー
■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員
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