五十肩に効く!鍼灸で使われる代表的なツボとその効果とは?

鍼灸はなぜ五十肩に効果的なのか?

五十肩は、肩関節の炎症や筋肉の緊張により、可動域が制限され、痛みが出る症状です。

鍼灸はこのような状態に対し、血行を促進し、筋肉のこわばりを緩めることで、痛みの緩和を図ります。

また、自律神経のバランスを整える作用もあり、体の回復力そのものを高める効果が期待できます。

薬や外科的処置に頼らず、身体本来の機能を利用して改善を促す点が、鍼灸の大きな特徴です。

即効性こそ限定的な場合もありますが、継続的な施術によって、自然な回復と再発予防が可能になります。

鍼灸による肩の可動域改善と痛みの軽減

五十肩になると、服の脱ぎ着や髪を結ぶといった日常の動作が難しくなることが多く、肩の可動域の低下が大きな悩みとなります。

鍼灸では、肩周辺の緊張した筋肉をほぐし、循環を改善することで、動かしやすさを取り戻すことが期待されます。

痛みを和らげることに加え、関節の柔軟性を高める効果も見込めるため、早い段階で施術を始めることで回復がスムーズになります。

無理な運動や過剰なストレッチを避けつつ、鍼灸と併用することで自然な形で機能を取り戻せます。

五十肩の改善を早めるために大切な「体全体」の調整

鍼灸は肩そのものだけでなく、体全体のバランスを見ながらアプローチを行います。

肩の不調が他の部位の緊張や姿勢の歪みと関係している場合も多く、肩だけに注目するのではなく、背中・首・腰など関連する筋肉や関節も視野に入れて施術を行うことが改善への近道です。

特に、長年のデスクワークや片側に偏った動作のクセがある方は、全身のケアを通じて負担のかかりにくい体を作っていくことが重要です。

鍼灸はこのような全身調整を得意とする自然療法の一つです。

鍼灸を効果的に活かすための通院とセルフケアのコツ

鍼灸は一度の施術で劇的な改善を感じる場合もありますが、通常は数回〜数ヶ月の継続が必要です。

効果を最大限に引き出すためには、施術の頻度を保つことと、自宅でのセルフケアも並行して行うことが大切です。

例えば、入浴による温熱ケア、適度な肩周りのストレッチ、冷えの防止など、日常の工夫で施術効果を維持しやすくなります。

また、体調や痛みの変化を施術者に伝えることで、より適切なケアプランが立てやすくなり、回復を早めることにもつながります。

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