お風呂は五十肩の痛みにどう作用する?

五十肩は肩関節の炎症や筋肉のこわばりが原因で起こることが多く、血流の悪化によって症状が悪化しやすくなります。
お風呂に入ることで全身の血行が促進され、肩周辺の筋肉も自然とほぐれてきます。
これにより、肩の動きが少しずつ楽になり、痛みの緩和につながります。
また、温めることで神経の緊張も和らぐため、痛みの感覚が鈍くなり、夜間の不快感も軽減されることがあります。
ただし、熱すぎるお湯や長時間の入浴は逆効果になる可能性もあるため、適温・適度な時間を守ることが大切です。
入浴時に気をつけたいこととおすすめの方法
五十肩の方がお風呂を利用する際は、「温めすぎない」「長湯しすぎない」ことが重要です。
お湯の温度は38〜40度程度が目安で、10〜15分程度の入浴がおすすめです。
肩をゆっくり動かしながら温めることで、可動域の回復にもつながりますが、無理に動かすと炎症を悪化させる恐れもあるため注意が必要です。
入浴後は、体が温まった状態のまま軽いストレッチを行うとより効果的です。
また、入浴後の冷えを防ぐためにも、すぐに肩を冷やさないような服装を心がけましょう。
鍼灸との併用で相乗効果が期待できる理由
お風呂で体を温めて血行を促進することと、鍼灸で筋肉の緊張や体のバランスを整えることは、五十肩の改善において非常に相性が良いとされています。
鍼灸は神経系にも作用し、自律神経の働きを整えることで回復力を高めてくれます。
お風呂で温めた後に鍼灸を受けると、筋肉の緊張が解けた状態で施術ができるため、より効果が得やすくなります。
逆に、鍼灸を受けた後にお風呂に入る際は、施術部位の刺激が強くなりすぎないように注意が必要です。
施術後は少し時間を置いてから入浴しましょう。
毎日の習慣に温熱ケアを取り入れて再発防止へ

五十肩の改善と再発予防には、日常的なケアが欠かせません。
お風呂での温熱ケアを毎日のルーティンに取り入れることで、肩周辺の血流が安定し、筋肉の柔軟性も維持されやすくなります。
これに加えて、週に1〜2回の鍼灸を継続することで、痛みの再発や可動域の低下を防ぎやすくなります。
季節によっては冷え込みが肩の症状を悪化させることもあるため、特に冬場は保温対策を強化することも大切です。
温め・動かす・休めるのバランスを意識しながら、無理なくケアを続けることが長期的な改善につながります。
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