生理不順でも妊娠できる?鍼灸でホルモンバランスを整える方法

生理不順でも妊娠は可能?まずは仕組みを知ろう

生理不順があっても妊娠することは可能ですが、その可能性は個々の体の状態によって異なります。

妊娠は、卵子が排卵され、精子と受精し、子宮内に着床することで成立します。

生理不順の多くはホルモンバランスの乱れによる排卵の不規則化が原因であり、排卵がない(無排卵)状態が続くと妊娠しにくくなります。

しかし、不規則でも排卵が起こっている場合、タイミングが合えば妊娠の可能性は十分にあります。

妊娠を望む場合は、基礎体温をつけて自分の排卵リズムを知ることが大切です。

また、生活習慣の見直しや鍼灸などの体質改善によって、生理周期を安定させることも妊娠への近道となります。

生理不順の原因とホルモンバランスの関係

生理不順の主な原因は、ホルモンバランスの乱れにあります。

ストレス、睡眠不足、過度なダイエット、不規則な生活習慣などが、自律神経の働きを乱し、女性ホルモンの分泌に影響を与えます。

また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や甲状腺機能の異常など、病気が関与している場合もあります。

ホルモンバランスが崩れると、排卵がスムーズに行われず、生理周期が乱れる原因となります。

ホルモンを整えるためには、規則正しい生活や栄養バランスの取れた食事を意識することが大切です。

さらに、リラックスする時間を持つことで、ストレスを軽減し、ホルモンの正常な分泌を促すことも重要です。

 

鍼灸でホルモンバランスが整う理由

鍼灸は、自律神経を整え、ホルモンバランスの乱れを改善する効果が期待できる施術の一つです。

ホルモン分泌は、脳の視床下部・下垂体・卵巣の連携によってコントロールされており、このバランスが乱れると生理周期も不安定になります。

鍼灸は、血流を促進し、体内の巡りを良くすることで、卵巣や子宮の働きをサポートします。

また、施術を受けることでリラックス効果が得られ、副交感神経が優位になるため、ストレスによるホルモンの乱れが改善されやすくなります。

ホルモンバランスが整うことで、生理周期の安定につながり、妊娠の可能性を高めることができるのです。

鍼灸と併せて取り入れたい生活習慣

鍼灸の効果をより高めるためには、日常生活の習慣を見直すことが重要です。

まず、体を冷やさないように心がけ、温かい飲み物や入浴を習慣化することが大切です。

冷えは血流を滞らせ、ホルモンバランスの乱れを引き起こす原因になるため、衣類や食事にも気をつけましょう。

また、栄養面では、大豆製品に含まれるイソフラボンや、ホルモン合成に必要なビタミンB群・鉄分を意識的に摂ると良いでしょう。

さらに、適度な運動を取り入れることで血流が促進され、ホルモンの働きが活性化されます。

これらの生活習慣を鍼灸と併用することで、より早く体質改善が期待できます。

 

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