肩こりと鍼を打つツボの決め方 – 肩こりお悩みQ&A

どんな施術を行っても治らない肩こりの真の原因が知りたいです。

Q 肩こりが本当にひどく、いろんな施術を試しましたが、全然だめでした。 マッサージをすれば一時は軽くなるものの、すぐにもどってしまい、本当に原因が何かを知りたいです。

肩とは鎖骨、肩甲骨、上腕骨、肩頚の総称

肩こりには多くの人が本当に悩まされています。当院で施術をしていないので、ご質問者の状態を確実に把握できないですが、多くの肩こりの施術をした経験から言うと、肩こりがなかなか治らないのは、原因が一つだけではなかったというのが多かったように思います。

よく勘違いされがちなのが肩こりは肩の異常ということで肩回りのマッサージをして終わりという施術も多いのではないでしょうか?

一言に「肩」といっても、肩は鎖骨、肩甲骨、上腕骨、肩頚などの総称で、これらと関わる関節や筋肉を含めるとかなりの広範囲になり、構造もさらに複雑になります。

また、異常を起こしている関節や筋肉も一か所だけでなく、複数に及ぶことも多いです。このように肩を構成する組織や筋肉・関節は数多くあり、その原因をひとくくりで肩こりというにはやはり無理があるのです。

肩こりに悩む人が多いのは肩の複雑な構造にあり、原因も様々肩こりに悩む人が多いのは、肩がそれほど複雑な構造にあるからです。それをひとくくりで肩のマッサージだけで直すのにも、肩の複雑な構造を知ると無理があるというのはお分かりと思います。

鍼灸では具体的にどうやって肩こりを施術するのでしょうか。鍼を打つのは主にツボになりますが、ツボは約360あり、その組み合わせは無数ではないにせよ、限りない数になります。

肩こりを完治させるためには、この数多くあるツボの組み合わせをどのようにするかによって決まってくると考えています。

 

鍼を打つツボを決めるのは、絡み合った糸をほぐす作業に似ている!?

どのツボとツボを積み合わせるかについては、簡単なものではありません。こんがらがった複数の糸を一本一本ほどいていく難しさにも似ています。

つまり、絡み合ってだんごになった糸の塊ばかりをいじくっても糸は解けないのと同様に、ご利用者様が痛いと言っているにだけ鍼を打てばよいということにもならないからです。

もう少しわかりやすく言うと、ご利用者様が痛いと感じる位置と凝りが発生している位置が異なることもあります。
この場合は、当然、鍼を打つ位置は、痛みがある部分ではなく、痛みの発生していない部分に変わってきます。

また、肩こりの位置によって、内臓の調子が悪いということも発見できることがあります。この場合は、肩こりの真の原因が内臓にあるということも考えられます。

そこで、内臓機能を高める施術も同時に行うことで肩こりが回復することがあります。このように、肩こりといってもその原因はとても奥深いものがあります。

ここでは私の施術経験の一部のみを紹介しましたが、このような事例は多くあります。当院の鍼灸にご興味あれば、一度お試しいただくことをお勧めします。

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