生理不順が治らない理由はストレスかも?鍼灸で心と体をリセット

生理不順の隠れた原因「ストレス」とは?

ストレスは生理不順の隠れた原因として見落とされがちです。

ストレスがかかると、自律神経が乱れ、体内のホルモンバランスが崩れやすくなります。

特に、ストレスによって脳の視床下部が影響を受けると、排卵に必要なホルモンの分泌が正常に行われなくなることがあります。

この結果、月経周期が乱れたり、生理が遅れるといった症状が現れます。

また、ストレスが溜まると血行不良や冷えを引き起こし、生理に必要な子宮や卵巣の機能にも影響を与えます。

これらの問題を解決するためには、まず自分がどのようなストレスにさらされているかを知り、対策を講じることが重要です。

 

鍼灸でストレスを和らげる仕組み

鍼灸は、ストレスを軽減し、生理不順を改善する効果が期待できる自然療法です。

鍼灸では、体内のエネルギーの流れ(気)を整えることで、自律神経を正常化します。

特に「百会(ひゃくえ)」や「神門(しんもん)」など、リラックス効果の高いツボを刺激することで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑える作用があります。

また、鍼灸には血行促進効果もあり、冷えや筋肉の緊張を和らげることで、体全体がリラックス状態に導かれます。

ストレスが軽減されると、ホルモン分泌が正常化し、生理不順の改善が期待できます。

心と体を同時に整える鍼灸は、ストレス性の生理不順に特に有効です。

生理不順改善に役立つ鍼灸のツボと施術例

生理不順に効果的な鍼灸の施術では、「三陰交(さんいんこう)」や「関元(かんげん)」といった女性特有の健康に関連するツボがよく使用されます。

三陰交」は、足の内側、くるぶしから指4本分上にあるツボで、生殖器やホルモン分泌をサポートする効果があります。

関元」はおへそから指3本分下に位置し、体のエネルギーを補い、生理周期を整える効果があります。

これらのツボを刺激することで、血流が改善され、体全体の調子が整いやすくなります。

さらに、施術後のリラックス効果により、ストレス性の症状が軽減されるため、施術を続けることで効果を実感できるようになります。

鍼灸と併用した日常ケアで効果を最大化する方法

鍼灸による生理不順改善効果を最大化するには、日常生活でのケアも重要です。

まず、体を冷やさないよう、温かい飲み物を摂取したり、入浴習慣を取り入れることがおすすめです。

また、バランスの良い食事を心がけ、特に鉄分やビタミンB群を含む食品を意識して摂取しましょう。

さらに、ストレス管理としてヨガや瞑想、軽い運動を取り入れると、自律神経が整いやすくなります。

これらのケアは、鍼灸のリラックス効果を持続させ、生理不順の改善をスムーズにする助けとなります。

鍼灸と日常ケアを組み合わせることで、心身の健康を取り戻し、生理不順を根本から改善することが可能です。

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すずらん鍼灸院