東洋医学における間質性膀胱炎の概念
膀胱炎は、細菌の感染や膀胱の機能障害以外にも様々な原因があります。
膀胱炎の中でも特に間質性膀胱炎は、原因不明の疾患として知られています。
間質性膀胱炎は、近年、その病名が命名されたばかりで、西洋医学では研究の歴史が短く、施術方法が未だ確立されていないのです。
そのため、西洋医学においては、間質性膀胱炎は とてもやっかいな疾患として位置づけられているのです。
では、東洋医学ではどうでしょうか。
実は、東洋医学では、「淋証(りんしょう)」という概念が あります。
淋証とは、腎・膀胱経の異常とされていますが、西洋医学では排尿障害に相当し、過活動膀胱や間質性膀胱なども淋証に含まれております。
東洋医学では、膀胱は「州都の官」と言われ、全ての「水液」が貯まる場所とされてきました。
この水液に外部から湿熱と呼ばれる邪気や内熱がたまると、膀胱の機能が低下し、膀胱の様々な異常、すなわち淋証を生じるとされております。
そして東洋医学は、この淋証に対する施術法を古来より確立されていたのです。
このように、西洋医学において、やっかい者扱いされている疾患でも、東洋医学では、すでにその施術法が古来より確立されている事例が数多く存在しているのです。
間質性膀胱炎の鍼灸効果
日本では、あまり知られておりませんが、間質性膀胱炎は、世界保健機関(WHO)における鍼灸適応症として、鍼施術の効果が公式に認められています。
当院には間質性膀胱炎の症状に悩んで、鍼灸施術を受診される女性が増えてきています。
鍼灸施術をお受診されて、 「一度の施術で症状が緩和した」「どの病院に行ってだめだったのに、びっくりしました」 などの喜びの声も多数頂いています。
もちろん、お客様の体質、病気の進行状況などにより、一度の鍼灸施術で効果が現れる方もいれば、複数回の施術で効果が現れるなど、効き方は様々です。
鍼灸施術は、西洋医学の一律的な施術とは根本的に異なり、お客様の身体の状態に合わせ、オーダーメイドによる施術を行います。
間質性膀胱炎に長い間悩まれている方、 「もしや、間質性膀胱炎では?」と思われている方が おりましたら、一度は鍼灸施術をお試しされることをお勧めしております。
膀胱炎は直ぐに良くなりました~T・N 51歳 春日部
病院には通院してたので、その他の施術法はないかと思い、鍼灸を選んでみました。
膀胱炎は直ぐに良くなり、首筋の痛み・めまい・ふらつきがなくなりました。
建物の中に入ったりすると、めまいやふらつきがあったのですが、それが感じなくなりました。
この鍼灸院さんは局所だけでなく、少ない鍼で全体を調整してくれるので助かります。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
過活動膀胱炎の症状は治りました。~Y・O 41歳 千葉市
薬を飲み続けるのに抵抗があり、HPに過活動膀胱炎についての記載があり鍼灸の効果が期待できそうだったので、安心できると思いました。
1回目の施術で、すぐに体調の変化を感じました。体中、指先までポカポカで温かく、体が軽くなりました。
過活動膀胱炎の症状は1週間後にほぼ改善、2回目の施術で完全に治りました。
鍼灸施術は思った以上に効果がありました。一度の施術でも体調の変化がよくわかりますので試してみる価値はあると思います。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
執筆者 すずらん鍼灸院 (東京都足立区)院長 大島宏明
大島宏明 すずらん鍼灸院 院長
■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業
■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー
■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員
お電話ありがとうございます、
すずらん鍼灸院でございます。