間質性膀胱炎の改善の前に知っておくべきこと
間質性膀胱炎は原因不明の膀胱炎であり、施術方法が確立されていない疾患です。
一般医による施術においても、あくまで症状の緩和が目的であり、 時間が経つと再発する可能性が高いことで知られています。
そのため、間質性膀胱炎を完治、あるいは再発を 防止するには、施術機関だけに頼るのではなく、施術を行っているご本人においても、改善する力がやはり必要になります。
そこで、自宅でできる間質性膀胱炎の改善法について 解説致します。
自分で行う間質性膀胱炎の改善方法
間質性膀胱炎は膀胱の疾患ですが、膀胱に異常が生じる根本的な理由があります。
これらの原因を改善しない限り、間質性膀胱炎はいつまでたっても治らないケースもあります。
間質性膀胱炎の原因として、「ストレスなどのメンタル面」「悪い生活習慣(運動不足・偏った食生活など)の問題」「加齢による身体機能の劣化」などがあります。
これらの原因と対策について、いかに簡単にまとめてみました。
【生活習慣の改善】
■食事
食事については、刺激性の強いもの、酸性食品、カフェインなどが悪影響を与えると言われています。
これらの食品の摂取量を 控えることが望ましいといえます。
酸性の食べ物 : フルーツ、緑茶、清涼飲料、ワイン、酢など。
カフェイン : コーヒー、ココア、コーラなど
刺激性の強い食べもの : カレー、トウガラシ、わさび、キムチ、塩辛など
■運動
運動は激しい運動より、血流改善の効果が高い有酸素運動を日々取り入れることがお勧めしております。
血流を改善することで、免疫力が高まり、諸器官の機能によい影響を与えます。
有酸素運動:エアロビクス、 サイクリング、ウォーキング、ジョギング、ストレッチ、 ヨガ、水泳など。
【ストレスの緩和】
現代はストレス社会です。自分で気づいていなくてもストレスがたまっていることも多いのが現状です。
バイオリンの弦も適度な強さで固定されていればこそ、よい音色で演奏できますが、締めすぎると弦は切れてしまいます。
また、演奏しないときは、弦を痛めないように緩めておきますね。
人間の身体も同じようなものです。時折、意図的にリラックスできる時間をとることが、生活の質を高めることになります。
緊張を和らげる方法 : クラシック、アロマ、腹式呼吸、足湯・半身浴など
【加齢による身体機能の劣化の防止】
加齢により、身体の筋肉だけでなく、諸器官の機能は どうしても低下していきます。
ただ、意図して諸器官の機能を若返らせ、健康な状態を維持する工夫を行うことで、筋肉や膀胱の機能を高めることが可能になります。
食事は、先ほど説明したものを避け、海藻類、玄米、大豆などを摂取するとよいでしょう。
また、鍼灸や漢方などは、身体の諸器官の機能の低下を正常に戻す効果が大きいです。
その他、膀胱付近の筋肉を強める骨盤底筋体操などもお勧めです。
過活動膀胱の予防・対策
ここでは全ての予防法を紹介することはできませんが、薬を使わない代表的な予防・対策に絞って紹介致します。
骨盤底筋体操
膀胱と尿道周辺の筋肉を鍛えるストレッチ体操。
それらを補助する鍼灸施術。
筋肉の低下が原因となって発症した「過活動膀胱」、 「前立腺肥大症」などに効果があります。
膀胱訓練法
トイレに行きたくても我慢する訓練法を言います。
漢方施術
薬による施術に強い抵抗を感じる人がよく使用されています。
「八味地黄丸」「五淋散(ごりんさん)」「牛車腎気丸」「加味しょう遙散」などがよく知られています。即効性の効果は期待できません。
ツボ施術
排尿障害に効果のあるツボとして、【腎】、【膀胱】、【輸尿管】の3つが知られています。
その他
運動の習慣、栄養のバランス、適度な睡眠、水分を摂りすぎないなどの生活習慣などの見直しも過活動膀胱予防に大変有効です。
膀胱炎は直ぐに良くなりました~T・N 51歳 春日部
病院には通院してたので、その他の施術法はないかと思い、鍼灸を選んでみました。
膀胱炎は直ぐに良くなり、首筋の痛み・めまい・ふらつきがなくなりました。
建物の中に入ったりすると、めまいやふらつきがあったのですが、それが感じなくなりました。
この鍼灸院さんは局所だけでなく、少ない鍼で全体を調整してくれるので助かります。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
過活動膀胱炎の症状は治りました。~Y・O 41歳 千葉市
薬を飲み続けるのに抵抗があり、HPに過活動膀胱炎についての記載があり鍼灸の効果が期待できそうだったので、安心できると思いました。
1回目の施術で、すぐに体調の変化を感じました。体中、指先までポカポカで温かく、体が軽くなりました。
過活動膀胱炎の症状は1週間後にほぼ改善、2回目の施術で完全に治りました。
鍼灸施術は思った以上に効果がありました。一度の施術でも体調の変化がよくわかりますので試してみる価値はあると思います。
※ 施術を受けた方の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
執筆者 すずらん鍼灸院 (東京都足立区)院長 大島宏明
大島宏明 すずらん鍼灸院 院長
■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業
■免許
はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー
■所属団体
奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員
お電話ありがとうございます、
すずらん鍼灸院でございます。