病の3つの原因

自律神経の乱れ

自律神経とは
『活動』や『緊張』をつかさどる交感神経と、『休息』や『回復』をつかさどる副交感神経という2つの神経から成り立つ器官です。

これら正反対の働きをする2つがバランス良く働き、血流や内臓の機能などを調節することで、健康を維持できる仕組みになっています。

自律神経の乱れはなぜ起こるのか?

ストレスを感じることで、『緊張』をつかさどる交感神経が優位な状態になり、自律神経のバランスが崩れます。
そのストレスを引き起こす要因としては、以下のようなことが考えられます。
あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?

自律神経が乱れるとどうなる?

『休息』『回復』の副交感神経が十分に機能できない状態になります。
それにより身体のダメージ修復が上手くいかなかったり、疲れやすくなるといった症状がでます。

血流障害なぜ起こるのか?

筋肉が硬くなり血管を圧迫し、血液の流れる量が少なくなるため起こります。

血流障害が起こるとどうなる?

その部位での痛みや、そこからのしびれにつながります。
また疲労も取れにくくなり、身体も重く動きにくくなります。
それらの影響で、イライラ・倦怠感・交感神経優位などの症状が現れます。

“気”とは
心の動き・状態・働きを総合して捉えたもののことをいいます。
中国思想や道教や中医学(漢方医学)などでは、目に見えることはなくても流動的で運動し、身体にも作用をおこすといわれています。

なぜ気が停滞するのか?

頭寒足熱について

『頭寒足熱』と言い、頭は涼しく足元は温かく、これにより全身に気が行き渡っているのが理想の状態です。
しかし自律神経の乱れや血流障害などによりこれらが逆になると、全身に循環していたはずの気が停滞してしまいます。

なぜ気が停滞するのか?

身体のパワーを100%出し切れなくなります。
それにより思考回路が停滞してしまい良い仕事ができなかったり、血流障害の原因になります。

すずらん鍼灸院