いま、日本人の4人に1人が血管の老化が原因で生命を落としていると言われています。

・僕は、まだ若いから、血管の老化なんてありえない
・私は、常日頃から生活習慣や食生活に気を遣っているから、血管も健康そのものよ

とお考えの方も、たくさんいます。

けれども、血管の老化は、年齢を重ねるごとに増えてゆくお肌のシワや内臓の働きが弱まってゆくのと同じように、血管も衰えてゆきます。特に内径0.01mmほどの微細な毛細血管は、血管の老化が進むと、まるで以前からそこには存在していなかったかのように、キレイさっぱり消えてしまうことが、近年の研究によって明らかにされました。

毛細血管が消えてしまうと、当然カラダの隅々にまで新鮮な酸素や栄養素が運び届けることができなくなるだけではなく、二酸化炭素やその他の代謝生成物を運び去ることができなくなり、シミやシワなどの肌トラブルから、手足の冷え、カラダのこりや痛みなど、あらゆるカラダの不調が起こりやすくなります。

けれど、1度消えてしまった毛細血管は、元に戻せないのではないかと不安に感じている方もいると思いますが、なんと血流の巡りを増やすことができれば、消えてしまった毛細血管を復活させることができます。

毛細血管とは?

毛細血管とは、内径0.001mmほどの微細な血管のことです。
カラダ全体の至るところに、枝分けした細い血管を広く分布させて、毛細血管網を作っています。

毛細血管は、単層の内皮細胞と基底膜によって構成されており、ところどころに収縮性のある外膜細胞が取り巻いています。動脈と静脈のあいだにあるため、主な役割は、動脈から運ばれる酸素と栄養素静脈から運ばれてくる二酸化炭素と不純物の入れ替えを行うことですが、免疫機能による生体防御を行う白血球が組織中に遊出するための出入り口としての役割も担っています。

カラダ全体の毛細血管をすべて伸ばすと、その長さはおよそ9万kmに達すると言われており、なんと地球のおよそ2周半分もあり、面積にすると、体内最大の臓器と呼ばれる肝臓を越す、最大サイズの臓器となります。

現在、『これだけ、カラダ全体に大きく広がっているということは、私たちが健やかな生活を過ごすためには、とても重要な役割を担っているに違いない』と、医学界からも関心を集めており、現代医学の最前線では、動脈や静脈よりも、毛細血管への注目が高まっています。

 

血管の老化を防ぐコツは、毛細血管を復活させること!

血管の老化は、加齢だけではなく、不摂生な生活習慣、乱れた食生活、運動不足、過度なストレス、質の悪い睡眠なども原因のひとつとされています。

特に毛細血管の老化は、20歳からゆっくりと始まり、60代~70代になると、ピーク時のおよそ4割もの毛細血管が消えてしまうことが、近年の研究によって、明らかにされています。『まだ若いから大丈夫』『健康な生活を送っているから安心』と思わず、思い立ったら吉日、すぐに生活習慣や食生活などを見直し、改善すべき点があれば、できるところから、1つずつ改善してゆくことが大切です。

毛細血管の老化を防ぐポイント

・不摂生な生活習慣を改める
・1日3食、栄養バランスのよい食事を摂る
・質の良い睡眠をとる
・適度な運動を心がける
・カラダを温めて、冷えない生活を目指す
・血流の改善に効果的なツボを刺激する
・ココロとカラダのバランスを正しい状態に保つ

 

まとめ

毛細血管の老化を防ぎたい、毛細血管を復活させたいとお考えの方は、日常生活のちょっとした心がけがとても大切です。

毛細血管が消えてしまうと、粘膜が弱くなり、細菌やウイルスがカラダのなかに侵入しやすくなったり、シミやシワ、たるみなどの見た目の老化も起こり始めます。

すずらん鍼灸院では、このような血管に関するお悩みを抱えている方からの相談をよくいただいています。

血管に関する疑問やお悩みを抱えている方は、ぜひ当院まで足をお運びください。

 

参考書籍:オトナ女子の不調がみるみる改善する本

著者名 :イシハラクリニック副院長 石原新菜