三叉神経痛の原因

人間の顔面には、「三叉神経」と呼ばれる顔面の感覚を脳に伝える神経が存在します。

三叉神経は、文字通り、3つの神経に分かれており、
それぞれの神経を「眼神経」「上顎神経」「下顎神経」と呼んでおります。
つまり、三叉神経痛とは、顔面の感覚を脳に伝える3つの神経に、痛みが生じる症状を言います。

三叉神経痛は、通称「顔面神経痛」とも呼ばれていますが、
顔面神経痛は、正式な病名としては扱われていません。

日本においては、三叉神経痛は、坐骨神経痛や肋間神経痛と並び、
代表的な神経痛の症状として知られております。

又、三叉神経痛の原因は大きく分けて、ウイルスやストレス、
脳腫瘍や癌など原因が特定できるものと、
原因がまったく特定できない場合の二つにわけることが出来ます。

三叉神経痛は、重大な疾患が隠れていたり、放置しておくと、
症状が慢性化することもあるので注意が必要です。

三叉神経痛の症状

三叉神経痛は、男性よりも、女性に多い症状です。
年代としては、加齢とともに増える傾向にあり、50歳以上に顕著に増加します。

三叉神経痛を患うと、顔面の片側に突発的な強い痛みを生じますが、
痛みを感じる時間がごく短いのが特徴です。

痛みがひどい場合には、食事や会話をすることさえ困難になるほど、
症状が悪化することもあります。

三叉神経痛と鍼灸施術の効果

東洋医学においては、「実証」「虚証」と呼ばれる二つの痛みの概念があります。

実証とは、生気(生命力)は満たされている状態だが、
病邪(ウイルス・細菌など)が強く、病気を引き起こしている状態を言います。

これに対し、虚証とは、生気(生命力または免疫力)が弱って、
病気を引き起こしている状態をい言います。

ウイルスや細菌による三叉神経痛は、実証の痛みとなり、
加齢による痛みは、虚証の痛みに分類されます。

実証による痛みの場合は、免疫力の低下が原因で、
病気を引き起こしている場合があります。
鍼灸施術により、免疫力を高めることにより、痛みの緩和や再発予防に繋がります。

虚証の痛みの場合には、加齢によるものが主な原因であるため、
身体の免疫力はどうしても弱まってしまいます。
三叉神経痛が50歳以降で顕著に見られるようになるのはこういった背景があります。

又、長年の悪い生活習慣によって作られた体質を改善するには、
それだけ長い時間を要します。

鍼灸施術は、確実に免疫力を高めていき、
実証による痛みの再発防止法として大変有効な施術法となります。

そして、定期的な鍼灸施術を行うことで、確実に体質を改善し、
元気な身体を取り戻せるようになるのです。
三叉神経痛は、鍼灸適応症の一つとして、
WHO(世界保健機関)からその効果を公式に認められております。

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