間質性膀胱炎の原因

間質性膀胱炎は、先ほど説明したように原因不明の疾患です。

医療先進国のアメリカにおいても、数多くの間質性膀胱炎の研究が行われておりますが、未だ、その原因がわからない状態です。

過活動膀胱炎、神経性膀胱炎、細菌性膀胱炎などのように
原因が特定できていれば、薬による処方で症状を和らげる
ことができるのですが、間質性膀胱炎は、薬による処方が
できない
状況にあります。

つまり、専門医においても間接性膀胱炎の施術法が確立されて
いないため、間質性膀胱炎を解決する方法がなく、多くの
患者さんが悩まれているのです。

間質性膀胱炎を患っている患者さんの人数は、過活動膀胱炎と
比較してはるかに少ないものの、日本には二十数万人の患者さん
がいると言われています。

そして、 間質性膀胱炎の患者の大多数が女性 です。

又、間質性膀胱炎は、刺激性の強いアルコール、コーヒー、
酸性食品の摂取による悪影響を受けやすいことで知られています。

そのため、酸性食品を摂取する機会が多い現代では、 間質性膀胱を
放置すると悪化する可能性が高いのです。

このように間質性膀胱炎は、施術が確立されてなく、環境面においても
放置すると悪化しやすいため、 施術も長期化する傾向にあります。

間質性膀胱炎の症状

間質性膀胱炎とは、「頻繁にトイレに行く(頻尿)」 「突然、尿意を生じ、我慢できない(尿意切迫感)」 「残尿感がある」「膀胱の痛み」などの症状を生じ、 かつ、特定の原因がわからない症状を言います。

一般的には、過活動膀胱、神経性膀胱、細菌性膀胱炎などのいずれの疾患にも該当せず、原因がわからない場合に「間質性膀胱炎」に当てはめているようです。

症状だけを見ると、 間接性膀胱炎は、特に過活動膀胱と大変
良く似た症状
です。

そして、間質性膀胱炎は尿自体に異常が 発生するわけでもなく、
薬による施術効果が現れないことも特徴の一つです。

「膀胱に痛みを生じることが多い」ことも間質性膀胱炎の
特徴の一つとなっています。

このため、医療機関における検査においては、膀胱に痛みが
ある場合は、 間質性膀胱炎を強く疑うようになります。

間質性膀胱炎の改善の前に知っておくべきこと

間質性膀胱炎は原因不明の膀胱炎であり、施術方法が確立されていない疾患です。

一般医による施術においても、あくまで症状の緩和が
目的であり、 時間が経つと再発する可能性が高い
ことで知られています。

そのため、間質性膀胱炎を完治、あるいは再発を 防止
するには、施術機関だけに頼るのではなく、 施術を
行っているご本人においても、改善する力がやはり
必要
になります。

そこで、自宅でできる間質性膀胱炎の改善法について 解説致します。

自分で行う間質性膀胱炎の治し方

間質性膀胱炎は膀胱の疾患ですが、膀胱に異常が生じる
根本的な理由があります。

これらの原因を改善しない限り、間質性膀胱炎はいつまで
たっても治らないケースもあります。

間質性膀胱炎の原因として、「ストレスなどのメンタル面」
「悪い生活習慣(運動不足・偏った食生活など)の問題」
「加齢による身体機能の劣化」などがあります。

これらの原因と対策について、いかに簡単にまとめてみました。

【生活習慣の改善】
■食事
食事については、刺激性の強いもの、酸性食品、カフェインなどが
悪影響を与えると言われています。

これらの食品の摂取量を 控えることが望ましいといえます。

酸性の食べ物 : フルーツ、緑茶、清涼飲料、ワイン、酢など。
カフェイン : コーヒー、ココア、コーラなど
刺激性の強い食べもの : カレー、トウガラシ、わさび、キムチ、塩辛など


■運動
運動は激しい運動より、血流改善の効果が高い有酸素運動を
日々取り入れることがお勧めしております。

血流を改善することで、免疫力が高まり、諸器官の機能に
よい影響を与えます。

有酸素運動:エアロビクス、 サイクリング、ウォーキング、ジョギング、
ストレッチ、 ヨガ、水泳など。


【ストレスの緩和】
現代はストレス社会です。自分で気づいていなくてもストレスが
たまっていることも多いのが現状です。

バイオリンの弦も適度な強さで固定されていればこそ、
よい音色で演奏できますが、締めすぎると弦は切れてしまいます。

また、演奏しないときは、弦を痛めないように緩めておきますね。
人間の身体も同じようなものです。時折、意図的にリラックスできる
時間をとる
ことが、生活の質を高めることになります。

緊張を和らげる方法 : クラシック、アロマ、腹式呼吸、足湯・半身浴など

【加齢による身体機能の劣化の防止】
加齢により、身体の筋肉だけでなく、
諸器官の機能は どうしても低下していきます。

ただ、意図して諸器官の機能を若返らせ、健康な状態を維持する
工夫を行うことで、筋肉や膀胱の機能を高めることが可能になります。

食事は、先ほど説明したものを避け、海藻類、玄米、大豆などを
摂取するとよいでしょう。

また、鍼灸や漢方などは、身体の諸器官の機能の低下を
正常に戻す効果が大きい
です。

その他、膀胱付近の筋肉を強める骨盤底筋体操などもお勧めです。


間質性膀胱炎を診察できる施術機関

間質性膀胱炎は、膀胱炎と呼ばれる疾患の中で原因が特定できないタイプの疾患をいいます。

そのため、間質性膀胱炎を確実に施術する方法は西洋医学においては、今のところ確立されていないという現実があります。

ウイルスや細菌などによる膀胱炎であれば抗生物質などの
薬物投与によって多くの症状が改善されますが、間質性
膀胱炎は 抗生物による効果が基本的に期待できない
のです。

このように、間質性膀胱炎の施術においては深刻な背景がありますが、
取り急ぎ、この病気を患った人は、「一刻も早く治したい」と藁(わら)を
もつかむ気持ちで、医療機関に通うことになります。

間質性膀胱炎を診察できる主な施術機関は、
以下のとおりです。

【西洋医学】
  • 内科
  • 婦人科
  • 泌尿器科
【東洋医学】
  • 漢方医(漢方薬)
  • 鍼灸

一般的には、間質性膀胱炎の施術においては、病院の婦人科や
泌尿器科を初診として選択するケースが多いです。

一般医における間質性膀胱炎の施術方法

間質性膀胱炎は原因不明でやっかいな疾患として分類されて
いますが、まったく施術方法がないわけではありません。

確かに、間質性膀胱炎は完治が難しいと言われますが、
症状を緩和したり、一定期間改善する施術法は、ある程度
確立
されております。

そこで、一般医における間質性膀胱炎の施術方法を
以下に紹介します。

■膀胱水圧拡張術
間質性膀胱炎の施術で行われる最も一般的な施術法。
生理食塩水で膀胱を拡張します。
全身、あるいは脊椎麻酔が必要になります。

■内服療法薬
薬を使った療法。抗鬱剤、抗ヒスタリン剤、ステロイド剤などがあります。

■膀胱内注入療法
へパリンを生理食塩罪に混ぜて、膀胱内に入れて施術する方法

■電気療法
電気で刺激して施術する方法。
他の療法と並行して 行われることが多いです。

■ボツリヌス毒素膀胱壁内注入
ボツリヌス毒素を膀胱壁に入れて施術します。
上記の施術は、身体の状態や症状によって選択され、
複数の施術法が 選択されることもあります。


これらの施術法を施すことで、間質性膀胱炎の症状が改善する
ようになります。

しかし、これらの施術法は、時期、症状が改善されるものの、
時間が経つと間質性膀胱炎の症状が再発することが多いため、
根本的な解決にならないのが現状です。

東洋医学における間質性膀胱炎の概念

膀胱炎は、細菌の感染や膀胱の機能障害以外にも様々な原因があります。
膀胱炎の中でも特に間質性膀胱炎は、原因不明の疾患として知られています。

間質性膀胱炎は、近年、その病名が命名されたばかりで、西洋医学では研究の歴史が短く、施術方法が未だ確立されていないのです。

そのため、西洋医学においては、間質性膀胱炎は とてもやっかいな
疾患
として位置づけられているのです。

では、東洋医学ではどうでしょうか。
実は、東洋医学では、「淋証(りんしょう)」という概念が あります。

淋証とは、腎・膀胱経の異常とされていますが、西洋医学では
排尿障害に相当し、過活動膀胱や間質性膀胱なども淋証に
含まれております。

東洋医学では、膀胱は「州都の官」と言われ、全ての「水液」が
貯まる場所とされてきました。

この水液に外部から湿熱と呼ばれる邪気や内熱がたまると、
膀胱の機能が低下し、膀胱の様々な異常、すなわち淋証を生じると
されております。

そして東洋医学は、この淋証に対する施術法を古来より
確立されていたのです。

このように、西洋医学において、やっかい者扱いされている疾患でも、
東洋医学では、すでにその施術法が古来より確立されている事例が
数多く存在
しているのです。

間質性膀胱炎の鍼灸効果

日本では、あまり知られておりませんが、間質性膀胱炎は、世界保健機関(WHO)における鍼灸適応症として、鍼施術の効果が公式に認められています。

当院には間質性膀胱炎の症状に悩んで、鍼灸施術を受診される女性患者さんが増えてきています。

鍼灸施術をお受診されて、 「一度の施術で症状が緩和した」
「どの病院に行ってだめだったのに、びっくりしました」 などの
喜びの声も多数頂いています。

もちろん、患者さんの体質、病気の進行状況などにより、
一度の鍼灸施術で効果が現れる方もいれば、複数回の施術で
効果が現れるなど、効き方は様々です。

鍼灸施術は、西洋医学の一律的な施術とは根本的に異なり、
患者さんの身体の状態に合わせ、オーダーメイドによる施術を行います。

間質性膀胱炎に長い間悩まれている方、 「もしや、間質性膀胱炎では?」
と思われている方が おりましたら、一度は鍼灸施術をお試しされることを
お勧めしております。


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すずらん鍼灸院

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