鍼灸師の仕事とは

鍼灸師について

鍼灸は、「鍼」と「灸」が重なってできた単語で、「しんきゅう」または、
「はりきゅう」とも呼ばれます。

どちらの呼び名でも通用する言葉ですが、一般的には「しんきゅう」という呼び名で使われています。

このような言葉の成立ちを考えると、
鍼灸師とは、鍼師(はりし)と灸師(きゅうし)が重なった単語となり、
鍼師と灸師の国家資格が並列して存在していることになります。

二つの資格は異なる資格であり、別々に国家資格と取得する必要がありますが、
鍼師と灸師は、身体のツボを刺激し、施術の基本概念や施術知識などの共通項が多いため、
鍼師と灸師の資格を同時に取得するケースがほとんどです。

又、鍼灸師の仕事は近年できたものではなく、
中国においては、2000年以上も前から基礎的な医療技術が確立されており、
日本においても1500年以上前から、鍼灸施術が普及されていたのです。

鍼灸師の仕事とは

では、鍼灸師の仕事と、西洋医学による医師の仕事とは、どのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、鍼灸師の仕事として、細部的な内容は避け、総論的な解説をしていきたいと思います。

WHO(世界保健機関)における健康の定義は、「疾患や障害」のみならず、
精神的な面、日常生活を行う上でも健全である」ことを主張しています。

西洋医学においては、身体の局部的な疾患の施術や、
即効性のある施術においては、多大な貢献を実現しました。

その反面、生活習慣病や精神疾患の分野については、近代医学がどんなに進展しても、
患者数は減るどころか、増加傾向にあります。

その理由として、西洋医学においては、
病気を患っている身体の部位を具体的に特定し、局部の施術を行います。

そのため、生活習慣病に良く見られる不定愁訴の症状やうつ病や心身症のように、
身体のどこに異常があるか特定しにくい疾患、
検査をしても異常が見られない未病の施術は苦手とし、
その影響が近年、顕著に現れていると言われています。

不定愁訴や精神疾患の施術は、「東洋医学が専門分野である」というわけでもありません。

東洋医学の基本概念である「免疫を高め、
病気にならない身体をつくる」という予防医学的な考えが、
これらの疾患の施術に元々適していたと言ったほうが正しいかと思います。

鍼灸の長い歴史

このように、鍼灸施術には、数千年以上の医療技術の知恵が蓄積されていることとなり、
近年、急成長した西洋医学とは比べ物にならないほどの長い歴史があります。

日本においては、鍼灸師は、西洋医学の影に潜め、日陰的な存在にあります。
決して恵まれた環境下にはありませんが、
毎年、5,000の方々が鍼灸師の資格を新しく取得しています。

又、資格を取られた鍼灸師が施術院で数年、修行を積まれた後、
独立開業する方も増加傾向にあります。

鍼灸院は年々増加し、決して恵まれた環境下にはなく大変厳しい競争も経験しなくてはなりません。
楽な仕事ではないのです。

それでも、鍼灸師になりたいと思う方々が増えている背景には、
「難病で苦しむ多くの方々を癒したい」という気持ちがあるからこそ、
逆風の船出を旅立つ決意をされているのではないかと思います。


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